にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

村上春樹の旅行記

2006年02月07日 | 日々のこと
先日、村上ファンであることを表明しました。
19才の時に読んだ「風の歌を聴け」でやられて以来、けっこう訳のわからんものや、逃げた女を追い求めるような話が多いですが、同時代を生きている作家としても、ジャズ好きとしても評価してます。
 
ただ「ノルウェーの森」あたりから、興味が行かず、長らく中断してました。それが一昨年に「海辺のカフカ」をきっかけに、全作を読み直した。

小説よりも、旅行記のほうが好きかもしれません。
写真の「辺境・近境」では、瀬戸内の無人島、讃岐超ディープうどん紀行、アメリカ大陸横断など。

「雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行」
女人禁制のギリシャ正教の聖地アトス。険しい山道にも、厳しい天候にも、粗食にも負けず、アトスの山中を修道院から修道院へひたすら歩くギリシャ編。
若葉マーク(トルコでは不要?)の四駆を駆って、兵隊と羊と埃がいっぱいのトルコ編。

どちらも旅の雰囲気が出てて好きです。
コメント
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