カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

麺つゆつけて素麺すする

2018-11-15 | 

 映画を観ていたら、ソーメンを食べる場面があった。他人が飯食ってるのをあれこれ言うのはあまり品の良くないことではあるけれど、何というか、ちょっと違和感があった。それというのも、ソーメンを一度麺つゆの中にどっぷり漬けておいて、それから啜っているのである。麺つゆをつけすぎであろう。麺つゆは水で割ってはいるものの、そんなにつけたら濃くなってよろしくないのではないか。
 ところで朝ドラでも一時素麺をよく食べている人たちがいて、これもたっぷりと麺つゆをつけて食べているようだった。関東地方というか、あれはどこだっけ? そういう地方では麺つゆをたくさんつけて食べる習慣があるんだろうか? 少なくとも九州では、あまりたっぷり麺つゆはつけないのではないのか。どのようにデータをとればいいのか分からないけど、そのような印象がある。
 ところがそんなことをいうと、案外麺つゆはたっぷりつけるという人がいる。麺つゆにソーメンをちょっとだけつけて食べるというのは、そんなに多数では無いのではないか、という意見も聞いた。一家ぜんぶたっぷりつけるという人がいたのである。
 という事になると、ちょっとだけつける派というのがあるとすると、僕なんかは実は少数派なのではないか。
 たぶんであるが、蕎麦ならちょっとつける派は多数であろうと思われる。どっぷり漬けるとなんとなく風情としてよろしくない気もする。素麺たっぷり派のひとも、蕎麦ならそこまでどっぷりじゃないかもしれないと言っていた。でもそれなりにはつけるんだそうだけど。
 先日ラーメンを食いに行ったら、つけ麺を食っている人がいた。それとなく観察すると、何とどっぷり漬けていた。そんなに中に入れてしまうと、つけ麺としてどうなのか? とさえ思った。ラーメンのつけ麺って、やっぱり蕎麦の応用じゃないのだろうか。
 まあしかし、やはり蕎麦のように麺自体に香りが強い場合ならともかく、素麺のような麺はある程度味を絡ませないと満足できない人もいるんだろう。ラーメンもしかりである。蕎麦の通の人なんかは、あえて香りを楽しむために、つゆはつけずに何箸かは食べるというような話を聞いたことがある。そこまで来るとあんまりという気もしないではないが、好き好きなので仕方がない。
 それにしてもだが、そうであっても、なんとなく麺つゆに白い麺がどっぷりつかるのは、絵的にギョッとしたんだけどな。少数派なら仕方ないです。
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みんな貧乏が悪いんだ   海にかかる霧

2018-11-14 | 映画

海にかかる霧/シム・スンボ監督

 途中からこれ、韓国映画だったなあ、とつくづく思った作品。スゴイです。モデルとなった「第7テチャン号事件」というのもあるらしい。映画を観た後にその記録を読むと…、いや、やっぱり映画は行き過ぎているな、それがエンタティメントという事だろうか。
 中国からの密航を(ただし北方の朝鮮族。朝鮮の人は大国に飛び地で住んでいるケースがあるのだ。なので朝鮮語で話は通じる)手助けする役割の古い漁船の物語である。船は故障続きでロクに漁が出来なくて、廃業間際という感じで船長が密航に手を染める決心をする。妻にも浮気されている。船員は仕方なく加担することになる(金ももらう)。不安はあるが簡単な仕事だとタカをくくっていたところ、これがとんでもないことだった。
 密航の手助けがばれると当然当局に捕まる。罪の重さはどうだか知らないが、この状態ならほとんど破滅という感じかもしれない。それを分かっているので、問題が起こっても、なんだか命がけという感じになっていく。いや、もうそれすら超えた狂気の世界になるというのが正直なところ。映画の文法からいうと、途中でこうなるとどうなるというのはほぼわかる訳だが、それなりに仕掛けもあって、スリルは持続する。後日譚もあって、まあ、なるほどな、とも思います。
 まあ、何というか、普通にホラー映画ですね。精神的にかなりつらかった。その後も畳み掛けるように危機感と欲望が渦巻くわけで、逃げる方法は、ほぼ相手を殺すより他になくなってしまう。最悪である。そういう最悪な場面がかなり続くので、よくできていると言えばそうなのかもな、と思ったことでした。正直かなり疲れました。
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マンモス公園、キラキラ橘商店街

2018-11-13 | 散歩
 向島秋葉神社。



 蕎麦ともえが見えたら右に曲がります。



 あれが曳舟駅だと思います。



 駅の反対側はこんな感じ。いいっすね~。でもちょっとだけでしたけど。



 少し行くと奇麗に整備された通りに出ました。すぐにまた京成の曳舟駅があります。



 保育園から右に入ってすぐに公園。



 さらにしばらく歩くと、京島南公園があります。




 実はこの巨大滑り台を見に来たのです。正直言ってしけた公園ですが、その庶民的な感じには感動を覚えました(ウソ)。わざわざこれを観に来たんだな、という自分に呆れる思いでした。




 でもまあ通りは古くて、いい感じなんですけどね。道は複雑にくねっていて、要するに古い町なんでしょう。




 そうして最終目的地。キラキラ橘商店街がすぐです。




 入口の公園にある田丸稲荷神社もお参りして写真に収めたはずなんだけど、何故か残っておりませんでした。
 そうしてこの狭い通りの商店街が、昭和的という事でちょっとだけ話題なのであります。



 ちょっと人が多くなって写真もたくさん撮ったんだけど、どういう訳か写真として残ってませんでした。携帯の調子が悪かったのかもしれませんし、もう疲れていたのかもしれません。お惣菜屋さんとか蕎麦屋さんとか履物屋さんとか床屋さんとか、みんな狭い店がひしめいた感じでした。店の人もお客さんもみんな顔なじみで、買い物してるんだか世話話してるんだか分からない感じでしたね。背広姿で歩いているのは、間違いなく僕一人でした。怪しかったでしょうね。



 それと、やはりこのような高齢者の多いまちは、廃屋になっているらしいところもたくさん見受けられました。何かの事情があって引き継ぐ人が居なくて、そうなってしまうのでありましょう。駅も近くて住むにはいいところですので、再生できる可能性はあると思うんですけどね。地権者と行政とをつなぐ方策が見つかれば、東京はダイナミックにまだまだ変われるんじゃないでしょうか。
 一方で田舎のそういう状況は、もっと深刻かもしれませんけど、やっぱり帰ってからそういうことも考えないといけないでしょうね。自分たちの住んでいるところは、やっぱり自分たちで何とかしなければなりません。



 恐らくこの通りが駅へ向かうのだろうと見当をつけて歩きます。くねくねくねくね曲がっております。



 比較的広い通りだけど、車はほとんどありません。高齢者率も高いような感じでした。





 このさびれた東京の下町って感じが、東京スカイツリーの影響でまた注目されるようになったとのことでした。だいたい江戸の街っていうのは、この東側にいわゆる庶民が最初に住んでたのではないでしょうかね。隅田川と荒川に挟まれて、落語的な人々が暮らしていたんではないかと勝手に想像致しました。



 一旦押上げまで来て乗り換えです。ここからは羽田まで一直線(イメージ)。



 という事で羽田に着きました。
 10月11月と、なんとなくいつもより頻繁に来ましたね。また来月もよろしく。






 大村に着いた。やっぱりホッとしますね~。ただいま。



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セイコーミュージアム、王選手を育てた少年野球場

2018-11-12 | 散歩
 博物館出てちょっと行くと、向島百花園。中は庭園らしいが、今回はパス。



 白髭神社。七五三の家族などがおられました。








 もちっと先まで足を延ばすと。



 セイコーミュージアムがあります。記帳すると無料。



 僕らが子供のころは、まだ服部セイコーって言ってましたよね。資料館で見る限り、本当に立派な会社のようです。



 ここも大掛かりではないけれど、非常に見どころの多いところでしたよ。素晴らしい。





 時計って歴史もあるし、人間の技術の粋を集めたものなんですね。細工も素晴らしいし、加工する技術も素晴らしい。実用品であるばかりでなく、また工芸品としても芸術品としても娯楽としても楽しめるのであります。





 外に出て、もう少し歩きましょうか。



 どこからでもそびえ立っているのが見えます。
 都心から少し離れた下町だから、そんなに家々も高くないのであります。



 地蔵さんがたくさんの神社。



 幸田露伴の住居跡、蝸牛庵というところが今は公園になっている。



 突き当たりの達鮨を左に曲がるらしい。



 狭く古い通りで、鳩の街通り商店街というらしい。



 生きてるんだか死んでるんだか分からない店が通りに並んでおります。客も無くひっそりしてました。




 通りに出て向かい側には、日本最古の少年野球場があります。王貞治さんもここでそだったと言われる。王選手のお父さんが営んでいた中華料理屋五十番は、業平橋(スカイツリーのそば)の方にあるらしい(今はお弟子さんか誰かがやっておられるらしい)。



 少し行くと言問(こととい)幼稚園があって、そのお隣が長命寺。




 で、このあたりは向島の料亭街であるらしい。要するに昔は花街として栄えていたわけですね。いろんな人が遊んだのでありましょう。





 ちょっと入ると狭い通りが縦横に走っていて、道に迷いそうなので先に行くことに致しました。

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浅草経由、東武博物館

2018-11-11 | 散歩
 さてさて、今朝も研修に向かいまして真面目にお勉強致しました。結構な豪華メンバーで、いろいろと考えさせられました。財政とのしのぎ合いはありますが、こうやって理論武装して予算を獲得するという事なんでしょうね。ふむふむ。



 ただしですね。日本の財政は特に役人さんが嘘をついている訳でもなんでもなくて、本当にあんまりよくないと思いますよ。国は総力戦でこの難局を乗り切ろうと必死だと思います。さらにそういうものを、あんまり国民に悟られたくもないのだと思います。本当に意味が分かる人が増えると、これはもう大変な騒ぎになって、上手くいくものもダメになってしまうでしょう。借金なんて全然平気だというホラだってふけるくらいの訳のわからなさがあってこそ、長期的に何とかやっていく方策が打てるのかもしれません。結局ダメかもしれないですけどね。

 
 
 という事で、研修もすんだんで、また散歩しなくては。



 乗換で駅降りると、なんかちょっと雰囲気違いますね。



 それというのもここは浅草。地下街もよそとは違うようです。



 スカイツリーラインってやつに乗り換えです。



 時刻表見ずにホームに入ると、何と20数分待ち。東京でこんな経験は初めてかもしれない。普通地下鉄で3分待つのも稀ですからね。



 そういう事で、なんとなく食いっぱぐれてしまった。まあ、いいか。




 東向島駅に隣接して、東武博物館があります。



 ジオラマ。
 子連れのお母さんと、何故かたくさんの外国人に混ざって、見学いたしました。200円。



 いやもう素晴らしいですよ。



 古い電車もいろいろあります。









 スカイツリーも当然見えます。



 そんなに期待してなかったけど、なかなかいいところですね~。





 動く電車模型とジオラマショーもタイミングよく見られました。





 小さい子はいちゃもんつけてましたが、大人の僕は感動してました。素晴らしいです。



 こんなところが近所にあったら、絶対通ってしまいますよ。







 かっちょいいですね~。



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新橋にも塩竈

2018-11-10 | 散歩
 立食懇親会に突入。すっかり外は暗くなりました。





 青年の方たちがよく行く店だそうです。スペインなんですね。



 僕はどういう訳か青年会には入ってなくて、よく分からないことばかりなんですよ。若いと言っても年齢は近しいし、共感もありますが、こういう全国的な取り組みで、なおかつ青年の立場ってなんだろうって感じでしょうか。ずっと先輩とばかり付き合っていたんで、新鮮ではありますけどね。もう戻れない青春は、体験したことのないものだったのです。



 さて、二次会も終えて散会。小雨降る中、ホテルへ移動です。今回は新橋ですのですぐですもんね。



 虎さんこんばんは。



 歩きながらだとピンボケ多いです。それとも、酔ってるせい?



 このあたりの筈だけどな。







 という事で、無事に帰られました。






 翌朝は、何と4時過ぎに起床。というか目が覚めちゃって寝られなかったのです。無理に寝ようと目はつぶるんですが、まったく眠れない。諦めてネットしたり読書したり。どうしちゃったんだろう、俺。というか、たまにありますね、断続睡眠。疲れているのに緊張が続いたりするとこういうことが起こります。仕方ないのでもっと疲れて眠るより無い。要するに起きてしまったものは、頑張って起きていなければ。

 ずいぶん待って朝食という感じになりました。




 地図観てたらなんとなく気になった場所があったので、散歩がてら行ってみました。





 なんか水たまりでバタバタしてる生き物がいますね。



 スズメが何度も繰り返し水浴びしてました。汚い水たまりで寄生虫でも落としているんでしょう。野生で生きるのは大変であります。



 ここは塩竈神社。先々週に東北宮城に旅行しましたけど、そこでも塩竈神社行ったんですよ。
 でもまあ考えてみると、どこでも塩は必要な訳で、ましてや新橋はそんなに海も遠くないし、塩を取ることは同じようにしてたんでしょうね。






 
 小さい神社ですが、通勤の人が結構お参りされてましたよ。また、ここで着替えて交通整備行こうかという人とか、工事現場の作業員なんかが打ち合わせしてたりしました。集まるには適当な場所なのかもしれませんね。



 駅が近いのとオフェス街と飲み屋さんが混在したまちなんで、昼も夜も、そして朝も活気がありますね。










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東京は今日も雨ですばい

2018-11-09 | 散歩
 今回の出張は、実は初めて参加するたぐいのものなんです。



 楽しみというのはあるにはありますが、不安の方が強いかな。



 いつも通りの精神で行くしかありまへんで。



 とはいえ東京なんで、もう緊張するという場所ではありまへん。



 普通通り平常心でまいりましょう。



 しかし、東京は今日も雨だった。




 けっこう激しいですよ。








 地下鉄でも行ける場所だけどいつも通り歩きます。何しろ近いしね。



 昼時なんだけど、新橋もいつもよりは人が少ないですね。やっぱり雨のせいでしょうね。




 泊予定のホテルに荷物預けに寄ったら、チェックインもいいんだそうで。



 身軽になったし、飯でも食うか。





 いつもここ通る度並んでるな~、って店だったのですよ。まあ、新橋の昼時並んでる店なんて珍しくはないんですが、お洒落でもラーメンや蕎麦屋でも無いのにたくさん並ぶっていうのはなんだろうって気になってたんですよ。
 雨のせいか並んでないし、これはチャンスで無いですか!



 焼きカルボナーラ頼んだのですが、すさまじい湯気にむせるようです。
 店に入ってすぐにわかったんですが、最近はやりのふやけたナポリタン中心にする店だったんですね。
 太麺のスパゲティ麺は、予想ですが、たぶんゆでてから少し寝かせたものを再度焼きを入れて炒めたという感じではないでしょうか。昔のデパートの屋上レストランのこってり味を、さらに男子の琴線に触れるニンニクましましで豪快に仕上げるのが売りなんでございましょう。僕は並みで注文ですけど、普通に大盛で食うべきこてこて感がありました。メガ盛りなんてのもありましたしね。



 デートで行くところではないですが、男一人旅にはばっちりマッチングしたところですね。まあ、僕があと二十年若ければ、もっと興奮したはずであります。もう青春は終わったので、静かに付き合う店ですね。



 それにしても雨がひどいな。風は無いので助かりますが。



 虎ノ門金刀比羅宮。二十年以上前に出張に来たとき、この周辺の店に入る勇気が無くて、この境内でサンドイッチ食べたことがありました。まあ、そんな感じでもいいんですが、いつもお世話になっております。





 
 なんの碑なのかわからんが、後で調べましょう。



 雨が降るとすぐにビルは霞みますね。



 会議の少し前に到着。ふむふむ順調であります。



 会議の部屋からの眺め。こりゃ、今日は一日雨ですな。



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特殊職業だが昔の日本人たち   駅前旅館

2018-11-08 | 読書

駅前旅館/井伏鱒二著(新潮文庫)

 戦後しばらくしてからの、上野駅前にある団体旅館屋の番頭の語りという形をとるユーモア小説である。番頭たちが使う隠語の解説から、団体客で泊まる不良学生や先生の様子、自分の色恋の話などをとめどなく語り尽くすという趣向である。とにかく皆よく酒を飲み羽目を外し、その問題がいろいろな形で騒動になる。思い出話ばかりでは無く、現在の様子として番頭や旅館周辺で暮らす人々の風俗紹介という感じにもなっている。特に一筋繋がった物語という事でもないのだが、取りとめなく語られている風でありながら、この男の運命的な気風のために生まれてくる恋愛話が、ひとつの大きな流れになっている。
 現在はこのような旅館というものはすっかりなくなってしまったように思えるが、駅から降りる旅行客というのは、多かれ少なかれどこかに泊まらなければならないだろう。そういう一夜のためには、またいろいろとドラマがあるはずで、そういうものを拾ってみようという趣向が、それなりに面白いのであろう。多少昔の風物になっているところはあるようだが、基本的には人間が織りなすことにそう変わりは無い。それぞれの立場はあるが、何かと競合しあいながらも、どことなく助け合っている。そういうあたりの人情話が、何か落語を思わせるようなバカバカしさとおかしみを生んでいくのである。
 番頭仲間には口から出まかせだらけで法螺ばっかり吹いている奴もいる訳だが、そういう彼にも友情があって、いろいろ言いながら見合いの世話を焼こうとする。ところがこの見合いの会にかこつけて自分たちの気になった女を連れての旅行に繰り出すという口実になっていたりする。ところがこれの参加者のある番頭の愛人がこの動きを察知したまま、本妻に告げ口してしまうという事件が持ち上がってしまう。それだけでなく他の番頭の本妻にまで投書してしまったのである。これは旅行どころでは無いという事にはなるが、せっかくの見合い旅行はどうなってしまうのだろうか。
 まあ、そのようなドタバタのような人間模様の可笑しみがつづられた作品である。映画にもなったそうで個性派俳優が腕を競ったことだろう。古き良き庶民的な日本人という事なのであろう。
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シケてる場所に満足を

2018-11-07 | 散歩

 役をもらって月に一度は上京するようになって、一年半くらいになる。日帰りの時もあるから毎回必ずではないが、せっかくの機会だから東京のまちを散歩するようにしている。これまでにも何度かは来たことがあるので知らない街ではないが、何しろ住んでいるところからは遠いので、詳しく知る訳がない。出張の第一の目的地が霞が関だから、新橋虎ノ門国会議事堂前溜池山王あたりはずいぶんウロウロした。もうこのあたりは地図が無くてもとりあえず何とかなるような感じになっていて、だいたいの方角でどこに何分くらいでいける目星はついてきたように思う。せっかくだからわざわざ違う路地を選んで、出来るだけランダムに歩いていけたらいいという気分に浸っている。
 東京の地名は案外知っているものが多いから、多少迷っても、ああそれなら何とかなりそうだ、という感じにはなりやすい。地下鉄もあんがい縦横に走っていて、ちょっと駅から外れすぎたなとか思って戻るべきか悩んでいたら、目の前が他の駅だったりする。まったくその方角に駅が無いという場合だってあるのだろうけれど、都心の中を歩いている限り、二三キロも歩いているとどこかの沿線に引っかかる感じだろうか。駅名を出発点にして到着地をアプリに書き込むと、乗換などの案内が瞬時に分かる。多少効率の悪い場所であることもあるんだろうが、最適解が分かるのだから、それにしたがって戻ったらいい。もちろん所要時間も分かるから、その後の予定も立つものである。
 明日が出張だな、という日になると、漠然と空いた時間にどこを歩くか考える。目的地との空き時間の計算があるので、その間にできる散歩を思うのである。少し遠くとも一時間以上遠いなんてことはあんまり無い。そういうときは迷うというより、その自由さを満喫する。どこにだって行ける自由は、制限時間があっても自由には違いない。もっとも遠めのところであれば、現地での時間は少ない。近すぎると、それはもう歩きすぎて疲れる。
 結局は今の体力と、実際の目的後の体力の温存度を勘案しているかもしれない。もう強烈にどこに行きたいという場所も無い訳で、観たことなかったらどこでもいいかな、とは思っている。写真も撮るが、特にインスタ映えしなくてもいい。こんなとこ行くやついるんだね。みたいな発見があると、それなりに自己満足の得点は高いかもしれない。でも正直なところ、そんなところは実際にシケているところでもある。満足というより、言い訳に過ぎないことなのかもしれない。
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他人の倦怠期は芸術か   トスカーナの贋作

2018-11-06 | 映画

トスカーナの贋作/アッパス・キアロスタミ監督

 監督も興味あるが、ジュリエット・ピノシュが主演なので借りたのではないか。ずいぶん老けたな、というのは仕方ない印象だったが、まあ、だからこそ活きている演出であった。
 翻訳版の出版の宣伝なのか、著者が講演をしにイタリアにやってきた。その後この講演を聞きに来ていた女性のギャラリーに、著者が立ち寄る。女性はファンでもあるのだろう、ちょっと面白いところに連れて行くと提案する。著者は9時の列車に遅れないのであれば、という事で一緒について行くことになる。そうして立ち寄ったカフェで、二人は夫婦に間違われる。そのまま二人は、夫婦を演じることになるのだった。
 設定としてはそんな感じだが、この夫婦というのが、どうも本当に長年連れ添った間柄のような感じで、口論をし出すのだった。いわゆる倦怠期の男女の口論を、延々とやる訳だ。演じているというより、この二人はもともとそうだったのでは? と考えないことには、つじつまが合わないくらいまでにすれ違ってしまう。そういう映画なのだが、まったく気分は悪い。監督は、一体どういうつもりなんだろう。それでピノシュはカンヌで主演女優賞を獲ったらしい。凄いのだろうが、どうかしている。
 まったくつまらない映画なのだが、やはりすごいのかもしれない雰囲気はある。男は意固地でいわゆる自己中で、女はそんな男に不満が爆発する。何度も仲直りしそうになりながら、その感情のすれ違い方は尋常では無い。みちゆき他の老夫婦からアドバイスを受けたりするが、おさまらない。新婚の時に泊まったというホテルの部屋にも行くのだが…。
 それらしいが、しかしこんなものがどうしていいのだろう。著者はオリジナル作品の模倣であってもそれはオリジナルだ。要するに、新しく生まれたものはオリジナルなのだという主張をしていた。それが映画の題名になっている(邦題は意訳のようなものだけど)のだが、要するに本物の夫婦でなくても、本物になれるという事なのかもしれない。僕には分かりかねる問題だが。相当暇な人は、見て気分が悪くなるのもいいのかもしれない作品であった。
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川崎大師、行ってみた

2018-11-05 | 散歩
 九州なら太宰府。このあたりなら川崎大師、って感じじゃないっすかね。少なくともゆく年くる年なんかで見ますね、ここ。



 表参道からまいりましょう。



 もう忘れちゃったけど、途中に別の寺ももちろんあります。



 仲見世ってやつですね。小学生の社会科見物なんかの団体も居られました(写真は遠慮しました)。



 おお、なかなかやっぱり立派ですよ。



 五重塔もあったりします。



 駅から高い塀があって、この中だろうな、と思いながら回り道する感じの境内です。



 手を洗いましょう。



 近づくとカラフルですな。





 外に出たし、戻りましょう。



 なんとなく電車の速度も鈍いし、のどかですよね。都内に行かなきゃいけないけど、まあ、のんびり行きましょう。



 でも段々人々はせわしなくなっていくのです。



 いつもの新橋着いちゃったよ。まあ、ここもなじみなんでいいんですけどね。





 昼はふらふらと蕎麦にしました。





 会議はあのあたりだろうと思います。








 ということで会議を終えて帰りますが、資料が重いんですよね。郵便局にお世話になります。



 さて、しかしこれから行くとこあるかな。



 いったん新橋で降りはしたんだけど。



 やっぱり時間的に厳しいな。帰りましょう。



 羽田で飛行機飛ぶのを眺めてました。





 やっぱ疲れたな。ただいま。



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溝ノ口で飲みました

2018-11-04 | 散歩
 今回は夕方の便。



 そのせいか、なんとなく勝手が違いますね。



 川崎駅なんだけど、JRの駅がよく分からん。素直におじさんに聞いたら、あっち当たりなんだけどね~、という方向に向かいました。都会の人はよく道おしえてくれるので助かります。



 無事見つかりました。



 向かったのは何故か溝ノ口。ま、理由はぼちぼち。



 友人と合流して、ホテルチェックインして、飲み屋さんを探します。



 最初ここらあたりって言ってたんだけど、違ったそうで。



 ここかどうかもよく分からんらしいけど、まあ、いいでしょう。僕等は自由だ。



 焼き鳥屋だったみたいで、良かったです。





 まだ寒くないので氷で割ります。



 話自体は多岐にわたり、面白かったですよ。



 二次会は洋酒。



 こういうのもたまにはいいっすね。



 まだふらふら歩いてます。



 このあたりはなかなか面白いですね。



 結局佐賀の餃子屋さんでもう一献傾けたのでありました。








 朝飯は和のビュッフェでした。



 昨夜はこんなところを歩いてたんだな。



 駐輪場。



 ここも通ったんだっけ?








 ああ、なんとなく覚えてるな。





 ということで、移動いたします。



 今度は迷わず行けますよ。







 ということで、向かったのは何処でしょうか?


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日本橋の麒麟と東京駅

2018-11-03 | 散歩
 二次会後にも部屋でワイン飲んだので、軽い二日酔いの朝になりました。



 朝飯で体調整えなければ。



 ちょいとだけ散策。










 分科会の報告。講演。そして来年の長崎大会のPRして無事終了。
 ご飯食べて施設見学もしました。以前は役員会で6年ほど通った法人なので、なんだかとても懐かしい思いがしました。お世話になりました。



 物井駅から東京に向かいます。大会会場だった幕張も遠くに見えます。





 東京駅で、とりあえず荷物をロッカーへ。



 エレベーターの真ん前ね。という記憶なんですが、後でこの考えが甘かったことを思い知ります。



 仲間の一人が、良ければ行きたいところがあるそうです。



 駅の八重洲方面から外に出て、なんとなく北を目指します。



 見えてきました日本橋。僕にとってはがっかり名所だとばかり思ってたんですが、仲間たちはなんとなく興奮してます。なんで?





 獅子。





 そして麒麟ですね。





 なんでもテレビドラマとか映画にもなっている話があるんだそうですね。以前来たときは閑散とした感じだったけど、確かに写真撮ってる人多いです。FBでアップしたらすぐにコメントもついたりして、そんな感じの注目があるんですね。ふーん。



 日本橋って言ったら、ふつうは三越ですよね。



 ライオンだっています。



 古い建物と新しい建物の共存も、なかなか壮観ですね。



 ここから地下鉄乗ってすぐの銀座に向かいます。



 そうして銀座の三越でもライオンにこんにちは。



 せっかくだから歌舞伎座もパチリしました。



 東銀座から銀座、そうして丸ノ内線に乗り換えて東京駅に戻りました。
 せっかくだから東京駅も見てみましょう。



 日も傾いてきて、なかなかいい雰囲気です。









 ほんとにきれいでしたよ。こりゃ凄いな。









 さすがに歩き疲れたかな。はよー帰りたいです。


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両国、幕張

2018-11-02 | 散歩
 今回の出張は一人ではありません。僕を含めて5人の大所帯。



 目的地は幕張なんでバスが早いんですが、僕以外は用事が無いんで、行ったことないという話だった両国に行きました。



 JC時代わんぱく相撲の引率でも来ましたし、その後の出張でも何故か来てますね。



 僕は用事があるんで、単に皆と一緒にご飯(蕎麦だけど)を食べました。







 場所は入ってないんですけど、蔵前から引っ越してきた相撲のまちですからね。



 国技館(相撲は国技じゃないですけど、変なネーミングですね)の向こうにある江戸東京博物館に行ってもらいました。僕ももう一度行ってみたいところですけど、みなさん楽しんでください。


 
 駅のホームからの方がよく見えますね。



 ということで乗り継いで海浜幕張。



 なんか建物増えてるな。



 今回の会場ホテルです。



 会議終えて部屋からの眺め。



 皆と合流懇親会。みなさんは移動と観光、僕は前日までのバザーの疲れもあってか、早めの散会となりました。聞くところによると、若手はさすがにラーメン行ったそうです。スゴカね。



 ということであっという間に朝。



 そんなにたくさん取った覚えないけど、なんとなく残しちゃいました。やっぱり疲れですね。



 周りを散歩します。たしかに建物増えてますね~。











 駅の北口です。







 オフィスや会議場。だだっ広い埋め立て地にだだっ広く存在してます。













 銅像もあくびしておられます。





 午前中委員会やって昼飯。昼前に行ったのにどの店もものすごい行列。ビビッて行列のない店に入ったら、値段設定が他とは別次元でした。安めのランチメニューであるロコモコ丼でも1300円以上。不味くは無いけど、そんなにうまいもんでもない。さらに腹にもたまらないし、やられたなって感じですね。でもまあ、ダイエットには良かったかもしれません。



 午後からは大会が始まってほとんど缶詰。懇親会まで盛り上がりました。

 有志で二次会に行きました。





 トイレの問題。うーん、後で考えよう。



 よく店の看板見ないで入ったんですが、鹿児島の料理が売りみたいですね。ま、いいですけど。


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石ノ森、塩竃神社

2018-11-01 | 散歩
 UFOみたい。



 やって来たのは石ノ森萬画館。
 


 僕の子供頃には石森章太郎だったが、途中で表記が石ノ森にかわった。当然僕は大ファンで、何度も模写した漫画家である。



 僕はどちらか言うと漫画そのものファンで、石ノ森のプロデュースした(もちろん漫画もあるがほとんど読んだことが無い)仮面ライダーは、そんなに興味が無い。更に時代が下って最近のライダー物は、何が正義か悪党か、その境界さえほとんどわからなくなっていて、それは作品の深みかもわからないが、ちゃんと見て無いとほとんど意味不明で何もわからない世界になっている。



 キカイダーは暗くて好きでしたね。



 石ノ森の漫画の主人公は、なんとなくひねくれていて、ものすごい能力を持ちながら、ひどいコンプレックスに苦しんでいる。こどものころには、この人たちは贅沢な連中だと思っていた。スーパーマンのくせに、人間より能力が高いのに、いつまでもウジウジしている。僕にも超能力が欲しいのに、まったく馬鹿な連中である。
 まあ、そういう変な漫画ばかり読んで育ったわけである。



 なんとなく雰囲気で分かると思いますが、親子連ればっかり。
 僕等は高齢の人が多くて、いつの間にか僕以外誰も居なくなってました。面白くなかったようですね。ごめんなさい。







 さてさて、また移動します。



 塩竈神社であります。





 境内も広くて、なかなかきれいなところです。





 七五三のかわいらしい人たちがたくさんいました。まだ10月(この日は21日でした)なのにこちらではやるんですね。















 有名な八重桜の木らしい。ガイドさんが熱心に説明しておられました。





 この広くなっているところで、流鏑馬やるんだそうです。へえ~。でも名物の馬は死んだそうです。今後どうするんだろう、ってガイドさんはおっしゃってましたが、何処から借りてくるんじゃなかろうか。



 僕らは登ってこなかったけど、この男坂階段を登るルートが正規のコースなんでしょうね。







 ということで、今回の旅行は終了。みなさん買い物で大興奮しているのが一番面白かったな。何回も宅急便で荷物を送ってすさまじかったですよ。いったいいくら持ってきてたんでしょうね。社長さんたち。





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