カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

どんなお姿の犬なのかなあ

2008-10-24 | 散歩

 朝の散歩ではだいたい同じようなコースを歩いているわけだが、時間的に同じなのかというと、かなりに日によって異なっている。ひとえに杏月ちゃんの気まぐれの時間にどれだけ割かれるのか、というのがポイントになっているようだ。道端の草はもちろん、電柱やそのまま地面の上に、僕には分からない微妙な変化のある匂いを嗅いで楽しんでおられる。多くは糞尿の匂いだろうけれど、同じイヌ属が触れたであろう場所には、その大きさやら性別や年齢など、さまざまな情報が含まれているといわれている。それらの情報をつまびらかに取り込むために、熱心にかぎながらフンフンとデータ処理を行っているのかもしれない。時々深刻そうに首をかしげて、最後に軽くくしゃみのように鼻息を吐き出し、嗅ぎすぎた匂いをリセットしたりしている。そうしてしかるべき場所には、雌犬であってもマーキングをする。ひょっとするとお気に召した雄犬へのメッセージなのかもしれず、内心穏やかでいられない。いや、このメッセージが正確に伝わるような賢い紳士であってほしいものだとは思う。僕には姿の見えないワンちゃんだが、杏月ちゃんには見えているのだろうか。

 さて、散歩コースにある堤には鴨の群れが見られるようになった。ここ数日で確実に増えたように思えるので、いよいよ季節は変わるのだろうということが予感させられる。もう充分に感じられるではないかという意見もあるだろうけれど、まだまだ日中は汗ばむ暑さだし、本当に秋らしいという感じがあんまりしていなかった。例年なら十月には、寒がりの我が家ではストーブがたかれる日が数日はあったようにも思われる。まだ十月が残っているにせよ、お湯割りの焼酎を飲むと汗ばむことがあるようだ。温かい日が続くことは歓迎していいけれど、そろそろ衣替えしたいようなしたくないような、そんな気分である。

 近所に羽の一部分が白いカラスがいて、アルビノというのかどうかはともかく、カササギほどではないにしろ、両方の羽の一部分が白くなっていて、一部の人々(最初はお隣のおじさんから聞いた)の間ではささやかながら話題になっている。そのカラスが最近うちの車庫の上にとまっているのを見かけるようになった。たいていは車庫前にある可燃ごみの集積場所が目当てなのだが、ゴミのない日にもぼちぼちその場所に来ることがあるようだ。たいてい二羽で、もう一羽は真っ黒なので、正確な関係は分からないにしろ、この一部白ガラスのみの変化であるようだ。警戒心が強くてなかなか写真に写すことができずにいるのだが、近所の人がときどき望遠レンズでこの被写体を狙っているようである。しかし、白い部分も羽を広げて飛び立つときに改めて分かる程度の範囲であって、ものすごく変わったカラスという風情ではない。その中途半端さが、いいといえばいいのかもしれないが…。

 そういえば今年も稲刈りは済んだ。打ち上げはどうすっかなあと思うが、まだ決めていない。今年は一部虫にやられて、ちょっと期待したより二等米が増えてしまったようだ。来週あたりから新米になるようだけれど、僕のダイエットの佳境であることに、ひそかに危機感を強めている。とりあえず散歩の距離でも伸ばすかなあ、などとも思うが、抜本的には食わないことの方が何百倍も重要なので、コメ倉庫には近づかないでおくことにしよう。
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