見つけた。都電荒川線(東京さくらトラム)の早稲田駅。
都電なんで道の真ん中に駅があるんですね。まあ長崎でも一緒だけど。
スイカだと170円のところ、168円。遊園地気分なんで、ものすごく安く感じます。
動画録ろうかとも思ったんですが、結構頻繁に人が乗り降りするんですね。まさに庶民の足です。
池袋方面に上っていって、なんとなく見覚えある風景があったんですよね。考えてみると、雑司ヶ谷で夏目漱石の墓探したり、鬼子母神にも行ったことあるんですもんね。ちょっと行って、とげ抜き地蔵で山瀬まみを見たこともあったな。なんかの取材だったんでしょうね。ということで、この界隈歩いたことあるようです。
で、ふと聞き覚え或る地名で、これまでにも行ったことなかったな、と思って途中下車しました。
東京にもこんな都電が残っているだけでも楽しいのに、いわゆる都会風でもないまちって感じで、いいですよね。
そんでもって目的の場所は、飛鳥山であります。桜の名所って聞いたことあるけど、都民ではないし、ふつうここまで来ないですよね。
子供が遊ぶ遊具がたくさんあるようです。
なんとなく右手を行くと、
あの、たくさんの愛人が居たと言われる人の銅像が。
そういえば、渋沢栄一がここらあたりに住んでたんですね。
チケット買わないと入れないとのことで、記念館から参りましょう。
やっぱりなんだかすごい人だったようで。おそらく当時日本一のお金持ちで、ものすごくたくさんの会社を設立して、しかし温厚な性格もあって、特に失言するようなことも無く、もう一人の大金持ちの岩崎弥太郎のように庶民に嫌われることも無く、人生をまっとうした人なのでしょう。
そういうことで、先ほどは入れなかった建物、晩香盧の中。応接の間だけなんですね。
青淵文庫。たいして本が置いてあるわけじゃなかったです。
これも生活感のない応接の間、という感じですね。
二階には上がれませんでした。
立派立派。