カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

平和度が向上した

2007-07-27 | 時事
 夏越と仕事でなんだかわけが分からなくなってきた。7月中に済ませなければならない仕事もあるようだけど、物理的にもう不可能である。仕方ないので不可能のお断りの相談が多くなる。これは結果的に二度手間で、仕事が増えることと同意である。段取りをくみなおし、この期間の欠席の埋め合わせの代わりに、新たな仕事の引き受けなんかも発生する。忙しいことで余分な仕事が増えていくのである。

 情報的にも少し浦島状態にも陥っていく。高校野球は県の代表が決まり、母校以外が勝つといいなあと思っていたのに母校が代表になってしまった。非常に残念である。これで寄付のお願いなどの手紙であったり、変な勧誘が来たりするのである。お金がかかるのは分かるけれど、勝手に盛り上がってもらいたいものである。
 こう書くと天邪鬼に聞こえる人もいるかもしれないけれど、僕は体育会系の人間なので、他のスポーツの発展のためにも野球部が負けることが好ましいのである。せっかく苦労して高総体などで立派な成績を残したり、県の代表になったとしても、野球部の勝利がすべての栄光をかっさらってしまう。中には全国で何位とかかなり上位の成績があっても、甲子園一回戦負けのニュースより扱いが小さい。僕ら野球部以外の体育部は、一所懸命母校野球部の対戦相手を応援したものである。今でもたぶんそうなのではないだろうか。

 サッカーは日本代表が負けたらしい。まあ、今回はベトナムが勝つといいなあと思っていたので、それなりに残念だが、それはそれでいい。
 決勝は中東同士ということで、盛り上がってほしいものだ。テロが起こったりして大変なようだが、中東がサッカーに熱中するのは似合っていると思う。彼らは熱狂的なので、観ていてほほえましい。拳銃をバンバン撃ったりして、嬉しがり方も非常に楽しい。どちらかが結果的には負けることになるが、負けて悔しがる姿もなかなか楽しい。大げさな人たちは試合をみるより見ていて楽しい。僕はフランス代表が負けたときの民衆の悔しがり方が面白くて、しばらくそういう表情を集めた写真を持ち歩いていたほどである。
 人間の感情を揺さぶるサッカーという熱狂が楽しいのである。日本はもう少し盛り上がらないところでがんばって、希望の光は他国に譲ろうではないか。

 保険金殺人なんかもあったとか。割りに近くなので身近な知り合いも多いらしい。見たことあるという話や、話したことがあるという話が飛び交っている。それだけ有名な人だったのだろうか。
 こういう事件が身近に起こったので、びっくりしたり興奮したりする気持ちはよく理解できる。しかしながらだからといって物騒で怖いという意見には同情できない。めったにないことだから、確率的にひとつ身近に事件が発覚したことで、これからしばらくはこういう事件が起こりにくくなった、ということになるのではないか。むしろ隠れている状態が怖いのであって、これで少し身近な世界が平和になったという気がして安堵している。少なくとも悪人(らしい人)が数人捕まったので、平和度がかなりの確率で向上したに違いない。平和そうな状態が一番怖いのであって、一度こういうものが表ざたになることで、今より将来が本当の平穏でいられる気がする。まあ、一時の安らぎなのかもしれないが…。

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