カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

USBと格闘

2022-06-14 | 雑記

 ある会で毎月報告書を書かなくてはならないのだが、これが手書きの書面なのである。フォーマットがあって、決まったようなことを書く欄があって、まずはこれを決まったように埋める。そうして面談した内容を書くのだが、この半面のスペースが絶対的に足りない。だいたい二回の面談の内容を書くように言われているが、とてもじゃないけれど端折らなければ埋められない。紙はいくらでも足して書いていいと言われるが、それがどうしたらいいのか分からない。紙は何でもいいともいわれるが、そんなあやふやでは何がいいか決められるわけがない。
 ところでこれをパソコンで書いているという人がいた。周りに聞くと、あえて手書きが好きだ、という人以外、どちらかといえばパソコン派が多数なようなのだ。なんだ、ちゃんと電子フォーマットがあるんだな、ということで僕もそうしたいというと、事務局まで出向いてUSBでコピーしてくれ、という。今時USBなの? とは思ったが、とにかくそうしてくれという。簡単だから、だって。うーん、わざわざ行かなくてはならない手間の方が煩雑なような気もするし、多数の人が扱うパソコンにUSBなんてかなり危険ではなかろうか。
 とはいえ時間をつくって、ついでの折に事務所に出向くとにする。USBは職場でかなり探したが、もはや誰も使っている人もなく、僕の机の奥のその奥に、見覚えのあるやつをやっと発見した。それをもって先方事務局に出向いて、当番の人に断ってパソコンを開いてみると、資料は見つかったものの、僕のUSBに反応しないではないか。こうなると理由はまったくわからない。長らく使ってないので壊れてしまったのかもしれない。
 仕方ないので帰りに新しいUSBを買った。次の機会にこれを忘れないようにしなければ。
 ところで別の機会で事務局へ電話する用事ができた。その中でこのUSBの話をしたのだが、ああ、だったらメールで送りますよ、と言われる。そうだよな、メールで送れるはずなんですよそもそも。なんだか悔しいような気分が噴き出してきたが、しかしありがたいお言葉である。そうして僕のメールアドレスを伝えて、電話を切った。
 しばらくしてメールを見るけどまだ来てないな。催促するのもなんだか申し訳ないな、と思って夕方まで待つ。ちょっと忙しかったので、退出間際に気づいてメール確認すとまだ来てない。まあ、明日だな、と思って……、それでいつの間にか一週間過ぎてしまった。ちょうど事務局で対応してくださった人の当番の日もあるし、それがいつなのか僕は知らない。やっぱりUSBもって事務局に出向く日取りを算段しているところである。

追伸:その後、なんとメールがありました。昨日の事でありまして、お礼のメールをしたんですが、誰がそうしてくれたのかよくわかりませんでした。でも実は日曜日に事務所に行く用事があって、その時に新しく買ったUSBにコピーしたばかりだったのです。間が悪いとは僕の事でありましょう。
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