トリノでの冬季オリンピックで、荒川静香選手が、金メダルに輝いた。朝、テレビをつけたところ、ちょうど荒川の女子フィギュア・スケート、フリーの演技が始まるところだった。出勤の準備をしながら、その演技を見た。素晴らしかった。美しかった。リンクに漂う静けさと澄んだ雰囲気は、達人の境地を思わせた。抜群の高得点が出た。スルツカヤが転倒して、荒川のメダルが確定した。表彰台の中央に上がった荒川は、国歌「君が代」を歌っていた。小さな口がはっきり動いていた。その姿にも感動した。
ところが、その後、とんでもないことを知った。私のブロクへのトラックバックによると、荒川選手は、ウイニングランをしたとき、「日の丸」を掲げてリンクを回った。ところが、NHKは、再放送のとき、徹底して「日の丸」のシーンをカットしたのだという。私は、このウイニングランの場面は、見ていない。トラックバックされたサイトの写真で知った。
http://blog.goo.ne.jp/super_x/e/71894ae17a95d7d603572daede33cbd0
日本人の選手が優勝したのである。その選手が金メダルを手に、世界の人々に国旗「日の丸」を誇らしげに、そして美しく身にまとって、喜びと感謝を表しているのである。しかし、である。NHKは荒川選手の演技を幾度も流していながら、「日の丸」を掲げてウイニングランをするシーンは、一度も再放送していないらしい。
私は再放送を何度も見たが、この「日の丸と金メダルをもった静香」のシーンを、一度も見ていない。他の皆さんはいかがだろうか。
NHKの偏向は、国旗・国歌や近現代史・女性問題をめぐって、既に視聴者に広く知られている。私も何度か具体的な問題を取り上げて批判してきた。組合が強く、共産党員や在日が相当力を持っているらしい。韓国製の三流ドラマを多量に、かつ執拗に放送している。その傍ら、皇室典範をめぐる問題については、国民に問題のポイントや、事の重要性を知らせようとしない。
そのうえで、である。オリンピックで自国の選手が金メダルを取り、その最高の場面で「日の丸」を持ってウイニングランをしているシーンを、国民に隠し、見せようとしない。偏向ここに極まれり、という感じである。
受信料の不払い者は、これでまた増えるだろう。経営者をまともな精神を持った人間に変え、制作や編集にはびこる左翼崩れの中間管理職を一掃しなければ、NHKは日本国民のための放送局にはならないだろう。
<追記>
上記を書いた後に知ったのだが、生中継を見ていた多数の人が、生中継の時にも、ウイニングランの放送は見ていないと言っている。
そこで確認したところ、24日当日朝6時30ころから7時10分台まで、私はNHKテレビを見た。それは生中継だったことがわかった。出勤前の支度をしながらだったので、それが再放送だったのかと思っていたのだが、私自身も生中継を見ていたわけだ。
私は7時10分過ぎまでしか見ていない。その後も生中継を見続けた人々が、ウイニングランのシーンは、生中継のときも流れていないと言っているのである。
NHKは、この感動的なシーンを生でも再放送でも一切流していないのである。
BLOGerのLet's Blow!(てっく)さんが、NHKの動画その他を探してくれたことを、福田逸さんのトラックバックで知った。
http://tech.sub.jp/2006/02/post_415.html
それによると、メダル授与後、荒川選手がリンクを回り、壁際に寄つて日の丸を受け取つたと思われる瞬間から、ライブ放送にもかかわらず、映像はVTRに切り替わり、上位選手の演技や荒川選手の全演技、表彰の模様などを延々と流すばかりか、それでも保たずに静止画のようなリンクの壁や天井の映像を流していた。アナウンサーは間が持たなくなり、二度リンク上の荒川選手の動きを口にしたが、その時も映像は壁や天井を移しており、その間、およそ15分あった。
非常に不自然な映像である。
http://f.flvmaker.com/mc.php?id=hHrFdggS2olEKcM8_4XfDOR8jt7q4yj7p4Fo.D_ATHLWL_bOqEQGqpg7dI/zcfk/JpicYSMkmulicYtQlFQs
本件は、インターネットのそこここで轟々たる話題になっている。巷でも話が広がっている。オリンピック放送の仕組みや、NHKの制作・編集の技術等について通じた放送ジャーナリストに、徹底的に追求してもらいたいと思う。
これだけ視聴者から不満や疑問があがっているのだから、NHKは公共放送として、視聴者に放送を通じて説明を行う義務があると思う。もしそれが自主的になされないのなら、国会で国会議員が質問をして、国民に真相を明らかにしてほしいと思う。
<追記2>
以下のBLOGが、一連の流れをまとめて掲載している。現時点(3月1日朝)では、最も詳細な追跡になっていると思われる。
http://arakawasizuka.seesaa.net/
<追記3>
全般的な感想として、思うことを2点書く。(3月2日)
一つは、国旗「日の丸」を大切に思う気持ちが、日本人、特に若い世代の人たちに、強くなってきているのではないかということである。昭和40年代から町で「日の丸」が段々揚がらなくなり、また「日の丸」に対して負のイメージを持つ人が増えた。世代交代や学校教育の影響が大きいと思う。しかし、近年のサッカーのワールドカップやオリンピックなどスポーツの大会では、若い人たちが自然に「日の丸」を振ったり、ペイントしたりするようになって、「日の丸」に対する意識が変わってきた。平成12年に国旗国歌法が制定され、学校行事で掲揚が行われてきたことも、よい影響をもたらしていると思う。
今回の荒川選手の「日の丸」シーンについては、真相・詳細を確認できるまで、まだ時間がかかるのではないかと思うが、私を含め多くの人がこれは見逃せないと感じたのは、「日の丸」について、国旗としての明確な意識が持つ人が増えてきていることの表われだろうと思う。特に若い世代の人たちに、明らかな変化が現れていると思う。
もう一つは、NHKに対する視聴者の評価が厳しくなってきていることである。平成の一ケタ台のころまでは、NHKが偏向しているなどと言う人は少数で、周囲の人にちょっと変わっているという印象を与えたのではないかと思う。私などほとんどの人に驚かれたものだ。
しかし、ここ数年の間に、NHKの国旗・国歌の扱いや、近現代史、特に日中・日韓の歴史のとらえ方や、婦人向けの番組におけるジェンダーに関する表現等に関し、偏向を感じる人が増えてきているように思う。とりわけ「女性国際戦犯法廷」を特集した番組を巡るNHKと朝日新聞の醜悪なやりとりは、NHKの体質による問題を国民に露呈し、視聴者の目が厳しくなり、受信料不払い者が増えている。
そういうことが土台にあって、今回の荒川選手のウイニングラン・シーンの問題について、驚くほど多くの人たちが感情と意思を表したのだと思う。
以上、2点の感想をまとめるならば、日本人は、特にその若い層は、日本人また日本国民としての自覚を少しづつ取り戻しつつある、健全な国家意識・国民意識がよみがえりつつあるということではないかと思う。
国旗や国歌を軽視する国民は、国民としての誇りを失い、「国家の品格」を失う。
祝日には、家庭で国旗「日の丸」を掲げましょう。
機会あるときは、国歌「君が代」を胸を張って歌いましょう。
ところが、その後、とんでもないことを知った。私のブロクへのトラックバックによると、荒川選手は、ウイニングランをしたとき、「日の丸」を掲げてリンクを回った。ところが、NHKは、再放送のとき、徹底して「日の丸」のシーンをカットしたのだという。私は、このウイニングランの場面は、見ていない。トラックバックされたサイトの写真で知った。
http://blog.goo.ne.jp/super_x/e/71894ae17a95d7d603572daede33cbd0
日本人の選手が優勝したのである。その選手が金メダルを手に、世界の人々に国旗「日の丸」を誇らしげに、そして美しく身にまとって、喜びと感謝を表しているのである。しかし、である。NHKは荒川選手の演技を幾度も流していながら、「日の丸」を掲げてウイニングランをするシーンは、一度も再放送していないらしい。
私は再放送を何度も見たが、この「日の丸と金メダルをもった静香」のシーンを、一度も見ていない。他の皆さんはいかがだろうか。
NHKの偏向は、国旗・国歌や近現代史・女性問題をめぐって、既に視聴者に広く知られている。私も何度か具体的な問題を取り上げて批判してきた。組合が強く、共産党員や在日が相当力を持っているらしい。韓国製の三流ドラマを多量に、かつ執拗に放送している。その傍ら、皇室典範をめぐる問題については、国民に問題のポイントや、事の重要性を知らせようとしない。
そのうえで、である。オリンピックで自国の選手が金メダルを取り、その最高の場面で「日の丸」を持ってウイニングランをしているシーンを、国民に隠し、見せようとしない。偏向ここに極まれり、という感じである。
受信料の不払い者は、これでまた増えるだろう。経営者をまともな精神を持った人間に変え、制作や編集にはびこる左翼崩れの中間管理職を一掃しなければ、NHKは日本国民のための放送局にはならないだろう。
<追記>
上記を書いた後に知ったのだが、生中継を見ていた多数の人が、生中継の時にも、ウイニングランの放送は見ていないと言っている。
そこで確認したところ、24日当日朝6時30ころから7時10分台まで、私はNHKテレビを見た。それは生中継だったことがわかった。出勤前の支度をしながらだったので、それが再放送だったのかと思っていたのだが、私自身も生中継を見ていたわけだ。
私は7時10分過ぎまでしか見ていない。その後も生中継を見続けた人々が、ウイニングランのシーンは、生中継のときも流れていないと言っているのである。
NHKは、この感動的なシーンを生でも再放送でも一切流していないのである。
BLOGerのLet's Blow!(てっく)さんが、NHKの動画その他を探してくれたことを、福田逸さんのトラックバックで知った。
http://tech.sub.jp/2006/02/post_415.html
それによると、メダル授与後、荒川選手がリンクを回り、壁際に寄つて日の丸を受け取つたと思われる瞬間から、ライブ放送にもかかわらず、映像はVTRに切り替わり、上位選手の演技や荒川選手の全演技、表彰の模様などを延々と流すばかりか、それでも保たずに静止画のようなリンクの壁や天井の映像を流していた。アナウンサーは間が持たなくなり、二度リンク上の荒川選手の動きを口にしたが、その時も映像は壁や天井を移しており、その間、およそ15分あった。
非常に不自然な映像である。
http://f.flvmaker.com/mc.php?id=hHrFdggS2olEKcM8_4XfDOR8jt7q4yj7p4Fo.D_ATHLWL_bOqEQGqpg7dI/zcfk/JpicYSMkmulicYtQlFQs
本件は、インターネットのそこここで轟々たる話題になっている。巷でも話が広がっている。オリンピック放送の仕組みや、NHKの制作・編集の技術等について通じた放送ジャーナリストに、徹底的に追求してもらいたいと思う。
これだけ視聴者から不満や疑問があがっているのだから、NHKは公共放送として、視聴者に放送を通じて説明を行う義務があると思う。もしそれが自主的になされないのなら、国会で国会議員が質問をして、国民に真相を明らかにしてほしいと思う。
<追記2>
以下のBLOGが、一連の流れをまとめて掲載している。現時点(3月1日朝)では、最も詳細な追跡になっていると思われる。
http://arakawasizuka.seesaa.net/
<追記3>
全般的な感想として、思うことを2点書く。(3月2日)
一つは、国旗「日の丸」を大切に思う気持ちが、日本人、特に若い世代の人たちに、強くなってきているのではないかということである。昭和40年代から町で「日の丸」が段々揚がらなくなり、また「日の丸」に対して負のイメージを持つ人が増えた。世代交代や学校教育の影響が大きいと思う。しかし、近年のサッカーのワールドカップやオリンピックなどスポーツの大会では、若い人たちが自然に「日の丸」を振ったり、ペイントしたりするようになって、「日の丸」に対する意識が変わってきた。平成12年に国旗国歌法が制定され、学校行事で掲揚が行われてきたことも、よい影響をもたらしていると思う。
今回の荒川選手の「日の丸」シーンについては、真相・詳細を確認できるまで、まだ時間がかかるのではないかと思うが、私を含め多くの人がこれは見逃せないと感じたのは、「日の丸」について、国旗としての明確な意識が持つ人が増えてきていることの表われだろうと思う。特に若い世代の人たちに、明らかな変化が現れていると思う。
もう一つは、NHKに対する視聴者の評価が厳しくなってきていることである。平成の一ケタ台のころまでは、NHKが偏向しているなどと言う人は少数で、周囲の人にちょっと変わっているという印象を与えたのではないかと思う。私などほとんどの人に驚かれたものだ。
しかし、ここ数年の間に、NHKの国旗・国歌の扱いや、近現代史、特に日中・日韓の歴史のとらえ方や、婦人向けの番組におけるジェンダーに関する表現等に関し、偏向を感じる人が増えてきているように思う。とりわけ「女性国際戦犯法廷」を特集した番組を巡るNHKと朝日新聞の醜悪なやりとりは、NHKの体質による問題を国民に露呈し、視聴者の目が厳しくなり、受信料不払い者が増えている。
そういうことが土台にあって、今回の荒川選手のウイニングラン・シーンの問題について、驚くほど多くの人たちが感情と意思を表したのだと思う。
以上、2点の感想をまとめるならば、日本人は、特にその若い層は、日本人また日本国民としての自覚を少しづつ取り戻しつつある、健全な国家意識・国民意識がよみがえりつつあるということではないかと思う。
国旗や国歌を軽視する国民は、国民としての誇りを失い、「国家の品格」を失う。
祝日には、家庭で国旗「日の丸」を掲げましょう。
機会あるときは、国歌「君が代」を胸を張って歌いましょう。