写真は、150625、中3数学の授業です。
埼玉県白岡市・篠津中の第1回定期テストが迫りましたね。
150702&150703の2日間です。
2週間前から、テスト範囲に戻って勉強しています。
さあ、過去問を見てみましょう。
問題「体積が120㎤、高さが5cmの正四角柱があります。この正四角柱の底面の1辺の長さをa cmとします。「n<a<n+1」とするとき、nにあてはまる整数を求めなさい」
「n<a<n+1」などと言われると・・・。
「え? なにそれ?」
・・・あきらめてしまうことがあるかもしれません★
まず、できるところまで考えを進めてみましょう。
進めてさえいけば、答えまで続けて辿り着ける可能性が増えます。
意外にカンタンだということが、わかるかもしれません。
とりあえず体積の式を作って、底面の1辺の長さを求めましょう。
「底面積×高さ=体積」、これは誰でもいけると思います。
→ a×a×5=120
5a2乗=120
a2乗=120÷5
a2乗=24
a=2√6(a>0)
底面の1辺の長さは、「2√6cm」となります。
これが「a」ですよね。
このあとは、√6がだいたいいくつなのか考えましょう。
√4だったら、2です。
√9だったら、3です。
だから、2よりは大きいはずですが、3まではいきませんよね。
√6は、「2.いくつ(小数)」になることがわかります。
計算してみると、「2.4×2.4=5.76」なので・・・。
√6は、ザックリ2.4くらいでいいでしょう。
そうすると、2√6の値がでますよ。
→ 2√6≒2×2.4≒4.8
2√6は、ザックリ4.8となります。
先ほどの「n<a<n+1」に合わせてみましょう。
a=4.8なので、4より大きいですが、5まではいかない数字です。
「n<a<n+1」
⇒「4<a<4+1」
・・・バッチリですよ。
nにあてはまる整数は「4」となります。
↑確認してみてくださいね。
中3の1学期は、計算ばかりなので・・・。
図を使った見栄えのよい問題が、あまりありません★
この問題も図は描いていなかったのですが、ムリヤリ描きました。
ドーナツ(道)の問題↓があればいいのに・・・。
http://blog.goo.ne.jp/kavid060327/e/f98abca0715696f683eeb2e6dfac7338
計算ばかりなので、多くの中3生が高得点を取るところです。
計算ミスのないように、解いてほしいと思います☆
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