◆◇◆『これでいいのだ14歳。』福田淳〔ふくだ・あつし〕編(講談社)より◆◇◆
14歳はもっとハチャメチャでいい!
はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。
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①中心に的を絞らない生き方をしてもいいのだ
平均的な人は・・・。
大きい企業に入り、収入を安定させることを考える。
すると、結婚しやすい、夫婦維持が可能、子どもを確率的にうまく育てられる。
「安定の可能性」を考えたときに、ベストを取る。
ベストが難しいなら、ベターを取る。
ただ、リスクを冒しても、何かやりたいことがある人は別。
また、世の中には平均的なことができない人もいる。
そういう人に「みんなと同じようにしろ」は、無理だ。
(北村雄一〔きたむら・ゆういち〕 深海生物専門のサイエンスライター)
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全体の90%以上である平均的な学生さんは、まず・・・。
目の前の勉強をしっかり身につけるといいと思います。
学生なので、勉強をしておくことでしょうね。
社会人なら仕事をするのと同じです。
勉強ができて、名のある高校、名のある大学に入ったほうが・・・。
社会に出るときに、他人から多く認められる可能性が増えます。
それは、学生時代の「努力する力」を認められていることになります。
自分のできる限りで、最高を目指すことです。
でも、「勉強」から外れてもいいですよ。
それは、勉強のほかに一生食べていけるくらいの力がある場合です。
たとえば・・・。
● そのスポーツの種目で、全国大会に出場している
● 芸能界で活躍して、すでに大人気だ
● 高いレベルで、コンピューターのプログラミングができる
・・・このように、もう周囲に認められている場合ですね。
そんな一流の人に、「勉強しなさい」とは言いませんよ。
むしろ、その強い力の部分を伸ばすことでしょうね。
でも、全体の90%以上の学生さんは、そうではありませんよね。
目の前の勉強や、よい経験を通して・・・。
自分の力を上げていくのが得策だと思います☆
『もちろん「一流」を目指したいかどうかは、その人の価値観次第。だけど、せっかく生まれたなら「一流」を目指した方がいいと思う。僕の自己実現は「なれる最高の自分」になること。「なれる最高の自分」になるチャンスは誰にだってあるはずです。人間は自己実現に向うときに、はじめて自分が持っているエネルギーを発揮することができるもの。なのに、それに向っていかないなんて、自分の人生に対して失礼だと思います』
(小宮一慶〔こみや・かずよし〕 経営コンサルタント)
・・・次回へ続く。
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天才バカボン公認副読本 これでいいのだ14歳。 ~バカボンパパに学ぶ14歳からの生き方哲学100~ | |
赤塚 不二夫 (漫画),福田 淳 | |
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