ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

中2数学 夏期講習、連立方程式の「速さ・時間・距離」

2014-08-08 | 本日の授業

Cimg5714

写真は、140730、中2夏期講習、数学の授業です。

140727、埼玉県高校野球の決勝戦でしたね。
優勝は、9年ぶり5回目の春日部共栄高校でした。
アビット新白岡校からも合格者が出ていますよ♪

私は、高校野球の中継を見ることはないのですが・・・。
アビット新白岡校から通える高校の勝敗は気になります。
授業の前に、新聞を片手に勝敗をネタにしていましたね。

アビット新白岡校から、かなり近い昌平高校は・・・。
BEST 8まで行きましたね。
優勝常連の浦和学院高校は、めずらしく序盤で負けていました★

それでは、授業に入りましょう。

問題「家から中学校、図書館を経て家にもどるまでの道のりは4kmである。A君が、時速4kmの速さで歩いて家と図書館を往復するのにかかる時間と、時速14kmの速さで自転車に乗って家から中学校、図書館を経て家にもどるまでにかかる時間は同じである。ただし、いずれの場合も遠回りはしていないものとする」

普通の連立方程式「は・じ・き」文章題なら・・・。
道は1本のことがほとんどです。
この問題は、写真の図がついていて、道が色々ありますね。

それだけ見ると、反射的に「難しい」と思ってしまいそうです★
でも実は、道が1本の場合と、あまり変わりません。
文章を分けて読んで、式を2本作ってみましょう。

A君の家~中学校をxkm。
A君の家~図書館をykmとします。
その他の道は、もう距離が入っていますよね。

まず、距離の式はカンタンに作れそうです。

それぞれの道の距離は、すでに入っています。
問題文より、道のりの合計は「4km」とあります。
距離の式は、足し算を使えばカンタンです。

→ x+1.5+y=4 ・・・①

さて、次は時間の式が作れます。
問題文に「かかる時間は同じである」とありますので。
それがヒントになっていますね。

まず、4kmの速さで歩いて家と図書館を往復する時間は?
「時間=距離/速さ」ですから・・・。

→ y/4(行き)+y/4(帰り)=2y/4=y/2(時間)

次に、時速14kmで、4ヵ所の道を回りますから・・・。
これも、「時間=距離/速さ」で表します。

→ (x+1.3+1.8+y)/14=(x+y+3.1)/14(時間)

この2つの時間は、同じ時間ということですね。

→ y/2=(x+y+3.1)/14 ・・・②

あとは、①と②の形をそろえて、連立方程式を解けばいいです。
私は、加減法で解きました。
計算は誰でもできるので、子どもに答えを聞くだけです。

答えは、「A君の家~中学校を1.7km、A君の家~図書館を0.8km」です。

小数の答えでなく、分数の答えでもノー問題ですよ。

Cimg5717

↑連立方程式の計算までは、書いていません。

文章が長くて、イヤだな~と思っても・・・。

図をかいて、わかる数字を入れて考える
文章を分けて、短い文章として考える

この2つができると、解きやすくなりますよ~♪

「困難なことはすべて、扱うことができ、解決が必要な部分へと分割せよ」
 (ルネ・デカルト René Descartes フランスの哲学者、数学者)

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↑目で見てわかりやすいようにする。そして、困難は分割せよ☆

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コメント
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