ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『流星ワゴン』から学ぶ(2)

2015-03-26 | TVドラマから学ぶ

写真は、教室の子どもに描いてもらった『流星ワゴン』のイメージ・イラストです。

2015年、冬クールのTVドラマで、私が最も好きだったのは・・・。
『流星ワゴン』でした。

『流星ワゴン』の公式HPは、↓をクリック。
http://www.tbs.co.jp/ryusei_wagon/

150201、『流星ワゴン』の第3話を見ましたよ。

この場面では、チュウさん(永田忠雄)【演‐香川照之】が・・・。
ケンタ(橋本健太)【演‐高木星来】に、鉄棒の逆上がりを教えています。

ケンタは、すでに亡くなっています。

生前にできなかったことは、死後どんなに頑張ってもできない。
そう信じられてきました。
ケンタは、そう言ってあきらめようとします。

ここでチュウさんの、やる気が出る、熱い言葉がありましたね。
それを見てみましょう。

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世の中にはのう、何かをやる奴と何かをやらない奴の二種類しかおらんのじゃ!

お前はどっちや。
やるんかやらんのか?
やるだろうが!

それをやるためにはどうすればいいんじゃ?
できるまでやればいいんじゃ、わかるか!

できるまでやるにはどうするんじゃ?
やれるという強い心を持つんじゃ、強い心を!

不可能を可能にせい、ケンタ。
まず心の中に奇跡を起こせ!
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チュウさんの言葉を聞いて思い出すのは、2人の偉人の言葉です。

「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる」
 (松下幸之助〔まつした・こうのすけ〕 日本の実業家、発明家 松下電器創業者)

「そのことはできる、それをやる、と決断せよ。それからその方法を見つけるのだ」
 (エイブラハム・リンカーン Abraham Lincoln 第16代アメリカ合衆国大統領)

あきらめるパターンは、塾の現場でも色々ありますね。
少し見ていきましょう。

● 解答欄に何も書かないで提出する

テストでも、普段の勉強でも・・・。
わからない、ムリだと思い込むと、何も書かないで終わりにします。
「だってわからないから」で済ませてしまう感じです。

そのほうが、子どもにとってはメリットを感じるのでしょう。
「わからないのは、自分のせいじゃないから」と思うようです。

書いて間違えるのは、恥ずかしい、プライドが許さない・・・。
完璧主義的なところも感じます。

全然できない子どもではなく、偏差値【SS 50】前後の子どもの話です。
「自分はできないわけじゃない」という思いが強いのでしょうか。

● 「どうせオレなんか・・・」

セルフ・ハンディキャッピング(Self-handicapping)に近いでしょうか。

自分を落とすようなことを、周囲や相手に言います。
「(自分はできないんだ。だから大目に見てくれてもいいじゃないか)」
・・・という感じですね。

これが口ぐせになっている人は、甘えた部分がある気もします。

 「もっとできない人もいる」

下方比較ですね。

決して上とは比較しないで、ひたすら下と比較して安心します。
だから、あまり上に行けないような考え方ですね。
比較するのは相手ではなく、過去の自分となるといいですね。

● 「限界まで考えている」

自分で勝手に限界を設定しているパターンですね。
こう言う子どもに限って・・・。
こちらから見ている限りでは、限界はまだまだ先だなあと。

「ベストを尽くした、頑張ったという言葉を呪詛(じゅそ)のように繰り返し、君は自分を甘やかしている」
 (141224『ガンダムビルドファイターズトライ』3代目メイジン・カワグチのセリフ)

● 「才能は、生まれつき決まっている」

「生まれ」に逃げるパターンですね。

できる人を見ると、それは生まれつきできるように感じるようです。

できる人は、小さい頃から続けて努力している人が多いですね。
逃げる人は、できる人の過去の努力を想像できていません。
逃げる人は、できる人の今しか見ていないようです。

生まれつき、誰でもある程度の才能はあるのだと思います。
でも、それを開花させるか、させないかは・・・。
その後の努力の部分が、大きいと思いますよ。

「誰もが才能を持っている。でも能力を得るには努力が必要だ」
 (マイケル・ジョーダン Michael Jeffrey Jordan 米国のバスケットボール選手)

さて150322、『流星ワゴン』も最終回となりました。

・・・その話は、次回ラストで☆

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