写真は、教室の子どもに描いてもらった『流星ワゴン』のイメージ・イラストです。
2015年、冬クールのTVドラマで、私が最も好きだったのは・・・。
『流星ワゴン』でした。
『流星ワゴン』の公式HPは、↓をクリック。
http://www.tbs.co.jp/ryusei_wagon/
150322、『流星ワゴン』の最終回を見ました。
ワゴンのドライブで着いた、過去の時間にて。
カズ(永田一雄)【演‐西島秀俊】は・・・。
一生懸命に、歴史を変えようとしました。
でも、またワゴンで違う過去の時間へ行けば・・・。
その変えたはずの歴史は、なかったことになっていましたよね。
子どもも妻も、ワゴンに乗ってきたカズと関わった記憶がないのです。
歴史をしっかり変えるということは、それだけ難しいのでしょう★
でも、ひとつだけ、しっかり変わったこともありました。
それは、一生懸命に歴史を変えようと努力したカズそのものでした。
歴史と同じく、他人を変えるというのは、かなり難しいものです。
他人にああしろ、こうしろと言っても、思い通りになりません。
他人も、今までの習慣や自分の考え方を壊したくありませんから。
でも、自分が変わることはできますよね。
自分が変われば、その結果・・・。
他人を変えていくことができるかもしれません。
変わった自分に、他人が何か感じてくれることがありますからね。
ワゴンのドライブの前は、自分の人生を呪い、死のうとしていたカズ。
努力を重ねて、すっかり変わったカズは・・・。
死にたくない、今後も生きたいと強く宣言するまでになりました。
そして、最終回でウルウルきたところがあります。
亡くなる間際のチュウさん(永田忠雄)【演‐香川照之】のもとに・・・。
カズが子どもと一緒に駆けつけるシーンです。
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チュウ:カ、カズ・・・、生きとったんか。い、生きとったんか、カズ・・・。
カズ:生きてるよ。オレ生きるから。オレ生きる。オレ生きてくから!
チュウ:さすが・・・、わしの・・・、朋輩じゃ・・・。
カズ:おやじ・・・?
チュウ:チュウさんじゃ・・・。
カズ:(おやじ、オレと同じ夢を見ていたのか?)
チュウ:(反応なくなる)
カズ:おい、チュウさん! おい、おやじ! おやじ!
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チュウさんだけは、ワゴンのドライブで・・・。
カズが歴史を変えようと奮闘したことを覚えていたのですね。
このシーンは、よかったなあ・・・☆
カズが変わったので、チュウさんも変わりましたよね。
カズが変わるきっかけをくれたのは・・・。
ワゴンの運転手の橋本親子であり、チュウさんでした。
『流星ワゴン』は、親子の絆を描いたドラマではありましたが・・・。
もうひとつ、大きな主題があると思います。
私が強く感じたのは・・・。
「自分が変われば、周囲も変わる」というところですね。
私も、それを頭に置きながら、動いていきたいと思います☆
「すべては今なんじゃ。その今が、どんな過去の積み重ねから来とるかが問題なんじゃ」
(TVドラマ『流星ワゴン』最終回 永田忠雄【演‐香川照之】のセリフ)
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