写真は、220903、中3北辰テスト対策講座(理社)です。
この日、9月3日は、国民的大スター、ドラえもんの誕生日ですね。
この対策講座の準備に気と時間を取られて・・・。
TVアニメ『ドラえもん』の誕生日特番があることを知りませんでした。
教室に来てから新聞のテレビ欄を見て、初めて知りましたよ★
『ドラえもん』、特番や映画は見たいと思っています。
この日は、もう録画できていないので見られません・・・。
対策講座は22時まで、あとはイロイロやって終電★
『ドラえもん』、1970年(正確には1969年?)に連載開始ということですね。
小学館が発行する雑誌で連載が始まりました(「小学○年生」など)。
私も、「小学○年生」「コロコロコミック」と買っていましたよ。
だとすると、ドラえもん、52歳ということでいいのでしょうか?
けっこう同世代だけど、ドラ兄さんのほうが年上ですね。
まだまだ、年齢を感じさせずに(?)活躍を続けてほしいです☆
↑220320撮影、東京・渋谷、等身大ドラえもん銅像。
「ドラえもん みらいのとびら」より。
写真は理科だけですが・・・。
この週は、平日の通常指導で、北辰の過去問を解いています。
平日に3教科(国数英)、本番前220903の土曜日で2教科です。
北辰図書の公式HPは、↓をクリック。
https://www.hokushin-t.jp/
理科の問題を見てみましょう。
大問4 問5「<実験2>酸化銅の粉末6.00gと炭素の粉末0.15gを混ぜ合わせて試験管に入れ、図のような装置で加熱した。測定結果から、酸化銅6.00gと過不足なく反応する炭素は、何gか。また、二酸化炭素は何g発生するか。次に、試験管に酸化銅の粉末7.00gと炭素の粉末1.00gを入れて、図の装置で加熱した。途中で加熱をやめ、試験管に残った固体の質量を測定すると、6.90gだった。反応していない酸化銅の質量は反応前の酸化銅の何%になるか。計算の過程や考え方も書きなさい」
「思考力・判断力・表現力」が必要な問題ですね。
フリーのスペースに、自分の考え方を記述していきます。
部分点も出ますから、できるところまで書いていきたいです。
図3のグラフより、炭素の質量を多くすると・・・。
試験管の中に残った固体の質量が少なくなっていくのがわかっています。
「2CuO + C → 2Cu + CO2」、還元の反応をしているからですね。
試験管に残った固体の質量が最も少なくなったのが4.80g。
それは、炭素を0.45g加えたときです。
それ以上炭素を加えると、反応しないで試験管の中に留まります。
それでは、解答例を一緒に見ていきましょう。
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酸化銅6.00gと過不足なく反応する炭素の質量は?
→ 0.45(g) 図3のグラフより
このとき生じた二酸化炭素の質量は?
(酸化銅+炭素-残った銅)
→ 6.00+0.45-4.80
=6.45-4.80
=1.65(g)
酸化銅7.00gと炭素1.00gで、このとき生じた二酸化炭素の質量は?
(酸化銅+炭素-残った酸化銅)
→ 7.00+1.00-6.90
=8.00-6.90
=1.10(g)
1.10gの二酸化炭素のとき、過不足なく反応する酸化銅をxgとすると?
(酸化銅:二酸化炭素=酸化銅:二酸化炭素)
→ 6.00:1.65=x:1.10
600:165=x:1.10
165x=660
x=4.00(g)
1.10gの二酸化炭素のとき、この酸化銅が過不足なく反応する。
それでは、7.00g中、反応していない酸化銅は?
→ 7.00-4.00=3.00(g)
ラスト、これは酸化銅7.00g中の何%なのか?
→ 3.00/7.00 ×100
=300÷700
=42.85…
≒43(%)
答えは、「43%」です。
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この書き方そのものでなくても大丈夫です。
私は説明するので、人に伝わりやすい書き方になっています。
↑確認してみてくださいね。
教室では、前フリが書いてあり、あとは式を書き込むだけのプリントを配布しています。
だから、W・ボードには式だけが書いてありますよ。
すべて書いていくと、時間がかかり過ぎるので。
各問題で、正答率(正解)と通過率(部分点も含む)が出ています。
この問題の通過率は6.6%と、かなり難しいです★
この回、北辰テストの偏差値【SS 70】以上は、全体の2.6%ですから・・・。
そのトップ層の子どもたちと少しの子どもは、何点かは取れています。
部分的に合っている、途中まで合っている・・・などがあるといいなと。
普通の子どもなら、この問題に時間を費やす必要は、それほどありません。
でも、時間があるなら、何か書こうとすること。
最後まであきらめない気持ちが、部分点を叩き出しますよ。
さて、毎年そうですが、北辰テストは2学期最初の第4回から・・・。
真っ当な偏差値の設定になるような気がします。
「夏休みに夏期講習などで勉強して、もう点数取れるだろう」と?
これは例年の傾向だし、他の教科もそんな感じがします。
逆にいうと、中1、中2、中3の1学期は・・・。
けっこう甘めに偏差値が出るような気がします。
ここでいう偏差値は、どのように出しているのでしょうか?
埼玉県の中3生、北辰テスト受験者が全員解き終わって・・・。
北辰のほうで集計し、ガチで平均点を出し、それを【SS 50】としている。
本来、これが正しい偏差値の出し方なのかと思いますが。
北辰テストの偏差値は、そうではなくて・・・。
「今回の問題(の難易度)なら、この点数で【SS 50】にしておこうよ」
・・・そんな感じで、北辰のほうで先に設定(調節)しているようです。
設定したとしても、埼玉県のほとんどの中3生が北辰を受験します。
その中3生の相対的な学力を計るのは、北辰の偏差値ですから。
北辰の中で計っている限りは、信頼できるものだと思います。
ハッキリしているのは、夏休み明けの北辰テスト第4回・・・。
ここからは、高い偏差値を取るのはラクじゃないことです★
部活、特に運動部を引退した子どもも、点数を上げてくる設定なのかも。
中3生は、夏期講習で、できるところを増やしているとすると・・・。
自分が伸びたとしても、他の中3生も伸びていますよね。
だから、偏差値としては変わらないということ(設定)もありえます。
でも、偏差値が変わらないということは・・・。
自分も伸びているともいえそうです。
周囲の伸びに、自分が付いていっている証しだからです。
もちろん、「変わらない」以上の「上がった」成果がほしいです。
この日、中3のTAKEさんは、理科の偏差値が【SS 70.5】でした♪
元々理科は、けっこうできていたのですが・・・。
夏期講習後は、さらにできるようになったような。
↑220904、第4回北辰テスト本番の成果、期待しています☆
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