◆◇◆第6回 白岡めぐり(白岡・篠津コース)から学ぶ(5)◆◇◆
「白岡めぐり」は、終盤戦になるにつれ、bigな寺・神社が登場します。
だんだん盛り上がってくるという、ニクイ演出です♪
↑写真は、⑨興善寺です。
説明してくれた方の話では・・・。
ここでの節分のとき、「鬼は外、福は内」の掛け声では当たり前すぎる。
ここでは、「鬼はどちらでも、福は内」と言うとのこと。
すると、珍しいということで、新聞1面の半分のスペースに掲載されたり・・・。
NHKのラジオに出演して、その経緯を説明したりしたとか。
けっこう、白岡町をアピールできたとのことです☆
パンフの説明より・・・。
慈覚大師円仁が、平安時代初期に開山。
五重塔、宝きょう印塔、板石塔婆などがある。
朱印状や達磨大師像は、町指定文化財である。
↑写真は、朱印状を手に説明してもらっている図です。
朱印状と言えば、江戸時代(1603年~)に徳川家康が行った朱印船貿易で有名ですね。
正式な貿易船には、将軍から「朱印状」という許可証が与えられました。
それを持っている貿易船が、朱印船です。
東南アジアを中心とした貿易で・・・。
鹿児島県、佐賀県の大名。
京都、大阪、長崎の大商人などが活躍しました。
貿易品では・・・。
輸入は生糸が第一で、絹織物、砂糖、香料、毛織物、薬など。
輸出は銀が第一で、鉄、硫黄、刀剣、蒔絵など。
ところで、なぜそんな朱印状が、興善寺にあるのか?
貿易でなく、軍事命令や領地の授与、法令の発布、外交文書の使い方だったか・・・。
・・・それは、次回機会があったら、しっかり覚えておきます・・・(←忘れた)。
中高生の勉強としては、勘合貿易(日明貿易)と間違えないように注意!
↑さらに、写真は、興善寺記念碑です。
天気は晴れてきて、暑くなってきましたよ。
さて次回は、セミファイナルの、⑩正福院へ・・・。