ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ』レポ(4)

2020-05-20 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ』河野英太郎〔こうの・えいたろう〕(Discover)◆◇◆

「『まじめ』と『みじめ』は紙一重!?」

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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ピンチのときこそ教科書に立ち返る

「教科書に書いてある」「教科書的」という表現は・・・。
誰でもわかっていること、実戦では使えないこと。
そんなネガティブな意味がこめられていることが多い

しかし、結果を出している組織や人というのは・・・。
この「教科書」に書いてある基本に忠実だ。

トップリーダーや成功者と思える人は・・・。
何か特別なことをやっていたり、天才的な能力があったりするのか?
いや、むしろ拍子抜けするくらい基本を愚直に突き詰めている。

実は、当たり前のことを当たり前に実行することは簡単ではない。
だからこそ、成功者は口をそろえて基本の重要さを説く。

● スポーツなら基本フォーム
● 囲碁なら定石

これらは、体が覚えるまで特訓する。

何か困ったり、ピンチになったりしたら・・・。
まずは教科書に立ち返ることが、実は目標達成への近道だ。
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アビット新白岡校の「教科書」とは何でしょうか?
つまり、基本や定石ですね。
私は、「勉強のやり方」だと思っています。

「勉強のやり方」というのは・・・。
主に宿題(家庭学習)のやり方を意味します。
そこで最も大切なのは、「間違い直し」です。

多くの子どもは、解答・解説を丸写しにしないで・・・。
まず自力で問題を解いています。
そこまではよいのです。

差がつくのは、その次の間違い直しなのです。

私の見るよくない例を2つ紹介します。

1つ目は、算数・数学で間違えたときに・・・。
答えだけ写して終わりにするパターン。

それで堂々と宿題のノートを提出しています。
でも、答えを写しただけでは、その子どもは・・・。
その問題を、まだ解けない可能性が高いです。

文章題なら式が違うのか、単なる計算間違いなのか?
それが解決しなければ、また同じ間違いをするでしょう★
式から、途中の式の計算も含めて、赤で直しをすることです。

2つ目は、間違い直しを・・・。
アビットに来たときに、急いで済ますパターン。

家では、問題を解いて力尽きている感じです。
これも肝心な間違い直しが「やっつけ仕事」です。
仕上げの確認テストで、また間違えてしまう可能性があります。

間違い直しまでが宿題となりますよ。

この2つの例は、あとひと頑張りです。
下の20%の集団という感じではありません。

現時点では、真ん中の60%くらいの集団です。
正しい「勉強のやり方」を日々繰り返して・・・。
上の20%の集団にいけるかどうか、という感じですよ。

正解の問題は正解しているので、まあいいのです。
間違い直しこそが、自分の学力を最も高めるところ。
それを意識してください。

上位層の子どもでも間違えはあります。
でも、この間違い直しに時間をかけて、理解して、納得しています。
だから上位層なのです♪

間違い直しをして、理解したところ、納得したところ。
勉強はそこに金脈があります☆

「びっくりするような好プレーが、勝ちに結びつくことは少ないです。確実にこなせないといけないプレーを、確実にこなせるチームは強いと思います」
 (イチロー 日本の元プロ野球選手)

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