◆◇◆『99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ』河野英太郎〔こうの・えいたろう〕(Discover)◆◇◆
「『まじめ』と『みじめ』は紙一重!?」
はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。
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④ピンチのときこそ教科書に立ち返る
「教科書に書いてある」「教科書的」という表現は・・・。
誰でもわかっていること、実戦では使えないこと。
そんなネガティブな意味がこめられていることが多い
しかし、結果を出している組織や人というのは・・・。
この「教科書」に書いてある基本に忠実だ。
トップリーダーや成功者と思える人は・・・。
何か特別なことをやっていたり、天才的な能力があったりするのか?
いや、むしろ拍子抜けするくらい基本を愚直に突き詰めている。
実は、当たり前のことを当たり前に実行することは簡単ではない。
だからこそ、成功者は口をそろえて基本の重要さを説く。
● スポーツなら基本フォーム
● 囲碁なら定石
これらは、体が覚えるまで特訓する。
何か困ったり、ピンチになったりしたら・・・。
まずは教科書に立ち返ることが、実は目標達成への近道だ。
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アビット新白岡校の「教科書」とは何でしょうか?
つまり、基本や定石ですね。
私は、「勉強のやり方」だと思っています。
「勉強のやり方」というのは・・・。
主に宿題(家庭学習)のやり方を意味します。
そこで最も大切なのは、「間違い直し」です。
多くの子どもは、解答・解説を丸写しにしないで・・・。
まず自力で問題を解いています。
そこまではよいのです。
差がつくのは、その次の間違い直しなのです。
私の見るよくない例を2つ紹介します。
1つ目は、算数・数学で間違えたときに・・・。
答えだけ写して終わりにするパターン。
それで堂々と宿題のノートを提出しています。
でも、答えを写しただけでは、その子どもは・・・。
その問題を、まだ解けない可能性が高いです。
文章題なら式が違うのか、単なる計算間違いなのか?
それが解決しなければ、また同じ間違いをするでしょう★
式から、途中の式の計算も含めて、赤で直しをすることです。
2つ目は、間違い直しを・・・。
アビットに来たときに、急いで済ますパターン。
家では、問題を解いて力尽きている感じです。
これも肝心な間違い直しが「やっつけ仕事」です。
仕上げの確認テストで、また間違えてしまう可能性があります。
間違い直しまでが宿題となりますよ。
この2つの例は、あとひと頑張りです。
下の20%の集団という感じではありません。
現時点では、真ん中の60%くらいの集団です。
正しい「勉強のやり方」を日々繰り返して・・・。
上の20%の集団にいけるかどうか、という感じですよ。
正解の問題は正解しているので、まあいいのです。
間違い直しこそが、自分の学力を最も高めるところ。
それを意識してください。
上位層の子どもでも間違えはあります。
でも、この間違い直しに時間をかけて、理解して、納得しています。
だから上位層なのです♪
間違い直しをして、理解したところ、納得したところ。
勉強はそこに金脈があります☆
「びっくりするような好プレーが、勝ちに結びつくことは少ないです。確実にこなせないといけないプレーを、確実にこなせるチームは強いと思います」
(イチロー 日本の元プロ野球選手)
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