◆◇◆『99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ』河野英太郎〔こうの・えいたろう〕(Discover)◆◇◆
「『まじめ』と『みじめ』は紙一重!?」
はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。
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③他人と比べない
キャリアは、人生の一部を切り出しただけだ。
「本人が楽しいかどうか」が重要。
「本人が幸せかどうか」が基準とも言える。
他の人のキャリアと比べて、自分が何か得をすることはない。
変にあせったり、嫉妬したり、不満を持ったりするだけ。
目標を決めて、それに向けて正しい努力を続けていれば・・・。
必ず自分が「楽しい」と思えるときが来るはず。
楽しみながら仕事をしている人には・・・。
他人の評価もついてくる。
あせらず自分のペースで進んでいけばいい。
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松下幸之助〔まつした・こうのすけ〕さんの名言があります。
松下さんは、日本の実業家、発明家 松下電器創業者です。
その名言とは・・・。
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人と比較をして劣っているといっても、決して恥ずることではない。
けれども、去年の自分と今年の自分とを比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである。
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人と比べるよりも、自分と比べる。
基本的には、これが健全かと思います。
おそらく人は、自分なりにしか成長しないからです。
勉強なら、相対的な「学年順位」や「偏差値」を上げればよいわけです。
これは自分との闘いですね。
「下方比較」という言葉を知っていますか?
自分よりも能力や立場が低い人と比べて、自分が安心することです。
落ち込んだときに、気持ちが回復するというメリットはあります。
でも、勉強の場合は、悪い使われ方をしますね。
できない子どもが言うことが多いです。
● 「まだ自分よりもできないヤツはいる」
● 「自分よりも下はいる」
言い訳に使っているような・・・。
言っている本人は、安心はするかもしれませんが・・・。
結局、思うように伸びたためしがないという感じがします★
先に繋がらないのです。
できる子どもは、あまり他人と比べません。
● 「今回も、学年順位〇〇位はkeepしたい」
● 「偏差値は、【SS 〇〇】以上は取っていたい」
あくまで自分と比べているような感じです。
勉強での対戦相手は、勉強(問題)であり自分です。
他人ではありません。
自分なりの伸びがある、自分なりの目標達成があれば・・・。
ぜひそれを喜びたいですね☆
「他人と自分を比べて優越感や劣等感を持つのは、くだらない他人志向。大切なのは自己志向。自分が満足して自分が納得すればいい」
(美輪明宏〔みわ・あきひろ〕 日本のシンガーソング ライター、俳優、演出家、タレント)
・・・次回ラスト。
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