写真は、埼玉県幸手市、権現堂公園の曼珠沙華です。
140923、埼玉県幸手市、権現堂公園(ごんげんどうこうえん)の曼珠沙華(まんじゅしゃげ)を見に行きました。
権現堂公園の公式HPは、↓をクリック。
http://www.gongendo.jp/
なぜ「曼珠沙華」という名前がついたのでしょうか?
私、曼珠沙華のことを何も知らないで見ていたので★
この記事を書くときに、少し調べましたよ(←遅い・・・)。
彼岸花(ひがんばな)と言われています。
9月の中旬に赤い花をつけるため・・・。
お彼岸の頃に咲く花として親しまれています。
花言葉は、「情熱」「悲しい思い出」「独立」「再会」「あきらめ」。
曼珠沙華という呼び名は・・・。
サンスクリット語で、天界に咲く花という意味です。
おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天から降ってくる・・・。
・・・という仏教の経典から来ています。
↑前回の記事から続いて、斜面の上からの写真です。
曼珠沙華は、開花期間が1週間ほどのようです。
秋のお彼岸を狙ったように花が咲きます。
それは、あの世とこの世が最も通じやすい時期でもあります。
墓地などにもよく植えられているため、以下の名前が・・・。
● 死人花(しびとばな)
● 地獄花(じごくばな)
● 幽霊花(ゆうれいばな)
そして、曼珠沙華には毒があるため、以下の名前も・・・。
● 毒花(どくばな)
● 痺れ花(しびればな)
まさに、「美しい花には棘がある」という感じですね。
↑近くにある曼珠沙華をアップで撮ってみました。
また、花の様子から、全国的には、以下の名前も・・・。
● 天蓋花(てんがいばな)
● 狐の松明(きつねのたいまつ)
● 狐のかんざし
● 剃刀花(かみそりばな)
あと、私も不思議に思っていたのですが、葉がないのです。
花のある時期に葉がなく、葉のある時期に花がないようです。
そこから「葉見ず花見ず(はみずはなみず)」とも。
こんなに名前がある花って、ほかにもあるのでしょうか?
それだけ曼珠沙華のキレイな姿が・・・。
人々の想像力をかきたてるのでしょうね。
↑公園全体では、約100万本の曼珠沙華が植えられているとか。
斜面の曼珠沙華を見終って、売店に行ってみました。
そこには、曼珠沙華が1輪ずつ売られていましたよ。
よく見ると、また驚きましたね~。
斜面には、1ヵ所に10輪ずつくらい植えられていました。
だから、「一面赤い絨毯」度が高かったのですが・・・。
1輪の形はよくわかっていなかったのです。
1輪の花の形を見ると、これまた見事です☆
小さい花が左右対称に8つずつほど・・・。
円形になるように咲いています。
できのよい幾何学的なミステリーサークルのような。
自然界にあるものが、こんなに整って咲いているなんて・・・。
1輪だけの花の形状を見ると、再度驚いてしまいました。
これも写真に撮っておけばよかったです★
自然の偉大な力に、魅了されっぱなしの1日でした☆
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