”先生、アコーディオンを買ったんですよ ”
私の常勤先は鹿児島のHD病院・・・・・そこに私よりも9歳年配の整形外科のU先生がおられる。 私自身も他の人から見たらベテランといわれるような年になっているけれど、それでも自分よりかずっと上のU先生のような方が元気で頑張っておられるのを見るととても勇気づけられます。
不思議なもので、自分よりも先を歩いている人(先輩)がいると幾つになっても何か安心感のようなものがあります。
1/27(金)診療が終わっていよいよ博多に帰ろうという夕方、そのU先生に
「 U先生、年とってくると何かしら淋しくなりますね・・・・・仕事が無かったら気が狂いそうになるくらい淋しいんじゃないですかね 」と言ってみた。
「 A君、君もやっと僕の気持ちが解かるようになったか・・・・5~6年前に僕は君にそう言ったはずだよ。そんなもんだよ 」・・・・と
「 A君はアコーディオンがあるじゃない! 」
「エッ、何で知ってるんですか?」
「この前淋しくなって買ったて言ったじゃない」・・・・・
「そうでしたかね」
「そうだよ、僕はゴルフと絵描きが支えだよ」
「先生が元気だから励みになります、じゃまた」
U先生は以前よりも診療の仕方が粗くなっている印象が強くなった、でもそこにいるだけでスタッフ皆に安心感を与える存在になっている。