西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

ジョージ・ジョーンズ ハンク・ウィリアムスを歌う 3

2013年05月26日 | ハンク・ウィリアムスを歌う
 
George Jones (4)
日本盤 GXC-2006 George Jones / My Favorites Of Hank Williams  
(1)Wedding Bells (2)I Heard You Crying In Your Sleep (3)I Just Don't Like This Kind Of Living (4)You Win Again (5)I Could Never Be Ashamed Of You (6)You're Gonna Change (7)Lonesome Whistle (8)A House Without Love (9)Your Cheating Heart (10)They'll Never Take Her Love From Me (11)Mansion On The Hill (12)Take These Chains From My Heart

なぜかしら今ジョージ・ジョーンズのカントリーがとてもいとおしく感じる。
ジョージはウィリー・ネルソンのように何でも歌ったりすることはなかったので 日本では Country Music が好きで聴く人達以外にはそんなに知名度はなかったと思われます。 バック・オウエンズ、マール・ハガードと同様にまさにカントリー・ミュージック一筋で通した Nice Guy でした。
ただ、私の印象ではキャリアが長い割りに ”ジョージ・ジョーンズならこの曲だ!” というのが少ないように思います。 なるほど ”Why Baby Why ”とか ”She Thiks I Still Care ”、”The Race Is On ” とかありますが、それでも 誰れでも知っているというようなヒット曲がちょっと少ない。 思うに、ジョージは総合力で勝負するタイプのカントリー歌手といえるんじゃないかな・・・・・・バンドの the Jones Boys を伴なっての可もなく不可もないけれど 曲調から演奏スタイル、歌い方まで含めて ”これぞカントリー !” という曲が山ほどあります。そして、僕は何度も云っているんですが ガチガチの Country Sound であっても特に若い時代のG.ジョーンズにはどことなく可愛げがあって・・・・・だから好きといえるのかも。 

若さにまかせて歌い飛ばしていたのは Musicor レコード社までだと思います、次の Epic レコード時代からはどことなくイメージチェンジしていって いわゆるド・カントリーではなくなっていきますが でも円熟の域に達したとでもいうのか Country Spirit は変わらなかったはずです・・・・・正直言って私はEpic レコード時代とそれ以降のジョージ・ジョーンズはあまり聴かなくなってしまってよく判らない、知らないというところなのです。

さて、今日のハンク・ウィリアムスを歌うアルバムは Starday から Mercury とレコード会社を移ってきて次の United Artistsレコード社時代の元気いっぱいの頃に出されたものです。私が東京で見かけたこのレコードのアメリカ盤表ジャケットは確か2枚目の写真のイラストの方だったと思いますが、日本盤だけでしょうか??・・・・ Hank Williams の顔を配した紫色のジャケットを使っているのは、ちょっとインパクトの強いジャケットになっていますね。日本盤の裏ジャケットはイラストの方になっていますし、英語の解説は何も載っていません。

全曲フィドル、スティールギター入りの Honky-Tonk Style Country で、バックコーラスは入っていませんのでジョージ・ジョーンズの塩辛声の歌唱をたっぷり聴くことになります。 若い頃のアイドルであったハンクの曲を歌うわけですから ”入魂の ” といってもいいんでしょう。
僕自身は()()()がよかったです・・・・・ただ、曲によってはピアノが入っていた方がよかったのに-という印象を持ちました、率直な感想です。

という訳で、マーキュリー時代に次いで2枚目のジョージ・ジョーンズ/ ハンク・ウィリアムスを歌うアルバムでした・・・・・2枚も出しているなんてよっぽど傾倒していないと出来ないことでしょうね
コメント (3)
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