西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

Hot Club Of Cowtown ボブ・ウィルスを歌う

2011年04月12日 | ボブ・ウィルスを歌う
 米国盤 Proper PRPACD-014 Hot Club Of Cowtown / What Makes Bob Holler
(1)She's Killing Me (2)It's All Your Fault (3)Time Changes Everything (時ふれば) (4)Maiden's Prayer (乙女の祈り) (5)Oklahoma Hills (6)Big Ball In Cowtown (7)Keeper Of My Heart (8)Smith's Reel (9)The Devil Ain't Lazy (10)Along The Navajo Trail (11)Faded Love (12)What's The Matter With The Mill (13)Osage Stomp (14)Stay A Little Longer   

Elana James: Fiddle & Vocals
Whit Smith: Guitar & Vocals
Jake Erwin: Bass & Background Vocals


先日西部劇「トゥルー・グリット」を見た帰りに買った今年初めてのCDです。 Country Hit Chart は必ずしも自分にとっての ” 気に入り ” にはならず躊躇ばっかりの連続だった中 久し振りに行ったタワーレコードに置いてあったものです。 自分が最後に追っかけたグループ Hot Club Of Cowtown が往年のウェスタン・スイングの王者ボブ・ウィルスに捧げたアルバム-ときてははずせないと思って 全くの衝動買い。てっきり解散したと思っていたホット・クラブの3人組の新アルバムにびっくりするやら嬉しいやらでした。
紅一点エレナ・フレマーマンの弾くフィドル( カントリースタイルのバイオリン ) は Western Swing を十分わかっている弾き方でとても気に入っているもの・・・・それに加えて彼女のハスキーな歌も大人の女性の色気を感じさせて大好きだ、名前がエレナ・ジェイムズとなっているので結婚して名前がかわったのかな?

これは録音がほぼ3人でやっているようなのでボブ・ウィルスの厚みのある賑やか仕立ての Western Swing Sound の雰囲気は出せなくてこじんまりとした歌と演奏になっていますが、それでも楽器のテクニックがしっかりしているので小編成でのウェスタン・スイングの好サンプルになっていて楽しいものです。1曲目の She's Killing Me からものすごくスイングした軽快な曲で Whit Smith のボーカルを中心に3人で楽しそうにスタート。  エレナの歌は(2)It's All Your Fault(ソロで)、(3)Time Changes Everything (デュエットで)、(5)Oklahoma Hills (ソロ&デュエットで)、(7)Keeper Of My Heart (悩ましげにソロで)、(12)What's The Matter With The Mill(ソロで)という具合にほぼ全曲で聴かれますが、ギターの Whit Smith も歌が上手くてなかなか洒落た歌い方をする人なのでエレナとのデュエットでも3人で歌う場合でも楽しそうです。
演奏だけの曲は(4)Maiden's Prayer と(8)Smith's Reel、(11)Osage Stomp の3曲でやはりフィドルとギターが大活躍。

このアルバム、通しで聴くと軽くあっさりし過ぎるきらいがありますが もともと Bob Wills のウェスタン・スイング自体が能天気な感じなのでこれはこれでいいのかも知れない・・・・というところ(smile)  





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする