西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

懐かしのカントリー&ウェスタン 27 [ サンズ・オブ・ザ・パイオニアズ(2) ]

2008年01月20日 | サンズ・オブ・ザ・パイオニアズ

The Sons Of The Pioneers (2)  
米国盤 Camden DL2-0336 RIDERS IN THE SKY (2 Records set)
     (1)Riders In The Sky (2)Empty Saddles (3)There's A Goldmine In The Sky (4)Red River Valley (5)Cool Water (6)Cigarettes, Whusky And Wild Women (7)Outlaws (8)Blue Prairie (9)Home On The Range (10)High Noon (11)Ole Faithful (12)Let's Pretend (13)Wind (14)The Ballad Of Davy Crockett (15)Trail To San Antone (16)Cowboy Camp Meetin' (17)The Timber Trail (18)Wagons West                             

ブログの最初に採り上げたザ・サンズ・オブ・ザ・パイオニアズの第2弾です。
1973(昭和48)年にRCAレコードの廉価レーベルCamdenから出されたこのLPレコードもパイオニアズのベストともいえる内容で素晴らしいものです。 ジャケットのメンバー写真は有名でよく使われます。
トップの Bob Nolan( ボブ・ノーラン:多くの名曲を作っている )から時計回りに Karl Farr( カール・ファー:ギターの名手 ) 、 Lloyd Perryman( ギターを持っているのはロイド・ぺリマン:パイオニアズ一筋に支え続け、ミスター パイオニアズとも言える人で歌もとても上手い ) 、 Tim Spencer( しゃがんでいるのはティム・スペンサー:多くの名曲を作っている )、 Hugh Farr( ヒュー・ファー:ウェスタン・スイング調のフィドル=ヴァイオリンの名手。コーラスでのバス ヴォイスも魅力的 )、 Pat Brady( パット・ブラディ:パイオニアズにコメディの要素を導入した得がたい人 )で、このメンバーの時代がパイオニアズの全盛時代( 私見ですが )といえるかと思います・・・・でももう皆亡くなっています。  このアルバム中の曲は1945年から1963年までの録音曲が種々雑多に収録されているようですので、時代によってメンバーも異なりますが、それでも The Sons Of The Pioneers サウンドののれんはしっかりと守られているところが凄いなと思います。
  
スタン・ジョーンズ作の(1)Riders In The Sky は新作ウェスタンの名曲でパイオニアズ盤も素敵です。伝統的なカウボーイソングの(4)Red River Valley 、(9)Home On The Range(峠のわが家)と典型的なパイオニアズのコーラスが聴ける(2)Empty Saddle、(5)Cool Water、(11)Ole Faithful、(17)The Timber Trail、(18)Wagons West はまさに彼等にぴったりで丁寧に歌っています。  でもこのLPの白眉は(6)Cigarettes,Whusky And Wild Women、(8)Blue Prairie、(12)Let's Pretend で、(6)はヒルビリー・コメディ ソングともいえるもので彼等には珍しくマンドリンを全般に入れて面白おかしく歌ってくれますし、デュエットで歌う雰囲気がとてもよい感じ。(8)Blue Prairie は管楽器を入れて何ともいえないマイナー調のパストラル ムードをかもし出していてパイオニアズの重厚なコーラスを引き立てています、最高の歌ではないでしょうか(感激)。他に西部劇「真昼の決闘」の主題歌 ”ハイ・ヌーン ” や、バンジョーを入れた ”デイヴィー・クロケットの歌 ” も珍しいです・・・・
 
パイオニアズの歌はCDでも代表的な曲を集めたものが出ているようです・・・・現代のカウボーイコーラス グループ「RIDERS IN THE SKY」と聴き比べてみるのもいいかも知れません

コメント
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