異常に暖かで、極端に雪の少ない冬を過ごした、白鳥の北帰行は、間もなく始まる。
北帰行に備えて、昼は田んぼで、こぼれ籾を漁り、栄養を蓄えて、夕方池に戻る。
翌朝の、白鳥の湖は騒々しい、その数、100、200ではない。広い池にはおよそ1000羽ほど。
新型コロナウィルス騒動は拡大している、いつ収まるんだろう?
マスク、消毒用のアルコールに続いて一見無関係と思われるトイレットペーパー、テッシュも買いだめが盛んとか。
新聞、テレビは朝から晩までウイルス騒動を伝えている。
この騒ぎは一種のパニックに近い。そう言えば、いつか読んだ本に、感染症が流行し、パニック状態になったような時の心がけのようなことを書いていた本があったことを思い出したが、はて、どの本だったか・・・・・
大分、昔に読んだD・カーネギーの「道は開ける」だったか❔
表紙は、もう茶褐色に変色した「道は開ける」を本棚の隅に見つけた。
パラパラめくっても「パニック」対応らしい個所は見つからないから、別の本の勘違いかもしれない。
「道は開ける」、いつか読み返そうとしたらしく、変色した付箋やマーカーを引いた個所がいっぱいあって、なるほどと、うなずくことが数々。
春の農作業まではまだ時間もある、よし、この際、ゆっくり読み返そう。
分厚い本に、少々小さ目の文字の「道は開ける」を読み始めた。
原作は、いつ書かれたものかはわからないが、1959年に翻訳、初版が発行されているから、もう60年も前の本だ。
自分がまだ若いころは、80才にも達する大先輩、老人というものは、世のできごとはすべて悟り、何事にも冷静沈着、泰然自若としているものだろうと思っていたが、いざ自分がその80才にも達しようとするときになって、以前として、右往左往、悩みや愚痴、不安も尽きない。
80になっても遅くはないようである「D・カーネギー 道は開ける」今一度、熟読し学び直そう・・・と、決心!
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