銚子・角巳之・三代目

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彼岸花②

2007年10月14日 | 

Img_1837 Img_1841 彼岸花は名前の如く、9月の彼岸の頃に咲く花。別名:曼珠沙華(まんじゅしゃげ=仏教で言う“天上の花”の意) 花のある時に葉は無く、葉のある時に花は無いという不思議な花で、相思花(花は葉を思い、葉は花を思う)とも呼ばれるとか。根っこのところに毒があり、それが病害虫から田んぼを守るという事で、たんぼのあぜ道に植えられる事が多いと聞きました。田んぼだけでなく、至るところで見られる花のようです。東京でも半蔵門あたりの皇居斜面に群生して見えると東京の知人からも一報頂きました。田舎に住んでいるから見ることが出来るのではなく、東京でも普通に見ることが出来る...。東京に17年もいながら、ああ、彼岸花が咲いているな~。という心の余裕が全く無かった自分を恥じるばかりです。今は余裕タップリなので...というウソは書けませんが、季節ごとの風景に大きな関心を持つようになっては参りました。不思議なもので、これらに関心を持つようになると、余裕とまでは行かずとも、心が落ち着くような気がしております。彼岸の季節は、サンマに新米、彼岸花.....。食い気ばかりでなく、心の胃袋も豊かに....。そう思っております。彼岸花はその美しい姿とは裏腹に、根っこの毒で病害虫から田畑を守る....。花を支える枝、枝を支える幹、幹を支える根、根っこは見えねえんだな~。相田みつをさんの詩にそんなのがありました。確かに根っこは見えねえんだな~。でも、根っこがなけりゃ根無し草....。地域に根を下ろして、すべての現実を受け入れながら活動する事の意義、人の情け、仲間の励まし...時々面白く無い事?多数....。でも、ふと立ち止まって彼岸花が咲いてるぞ。綺麗だな。と思えるようになった自分がここにおります。


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