銚子・角巳之・三代目

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出る“杭”②

2007年09月27日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_1737 “出る杭は磨かれる”“沈んだ杭は腐る”....。視点を変えると実に様々な見方があるもんだ。と感心しております。一寸先は...闇、ちゃいますねん、光です。とも言ってました。仕事と思うな人生と思え。とも。数年前から、この方に社員再教育の依頼が殺到しているようです。しかも名立たる、いわゆる大企業ばかり....。何故なんでしょう。優秀な方ばかりなのに...。さて、ある国の首相交代劇に際して、ピーターの法則なる存在を耳にしました。曰く、階層社会(会社など)において、その構成員は各自の器量に応じて“無能のレベル”に“達する傾向”にある(ちょっと難解ですが)と。私は新聞で読んだレベルなんですが、この考え方は米国の教育学者が数十年前に提唱したもので、日本でも訳本が出ているようです。是非読んでみたいと思っております。新人の時は優秀な社員だと言われていたのに、課長になったらダメになった。優秀な課長だったのに部長になったら、役員になったら、トップになったら....。という事のようです。階層によって求められる姿は違っており、優秀な課長が優秀な部長になるとは限らない。もう限界なのに、無理に無理を重ねなければならない状況に追い込まれ....。価値のモノサシに付いては何度も言及しました。平社員より課長の方が偉い。課長より部長の方が....給料が..。世間体が...。その呪縛から離れられず、気付いた時には心身のバランスを喪失していく....。米国の教育理論を持ち出さずとも、日本の格言。若いうちの苦労は買ってでもしろ。近所のお年寄りに毎日のように言われております。続きは明日。本日の写真。市場で“やどかり”を見付けました。やどかりは自分の身丈に合った貝を探し、貝が小さくなったと感じたら、またちょっと大きな貝に移って行くのだそうです。自分の身の丈を知る。実は非常に難しい....。


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