銚子・角巳之・三代目

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租・庸・調・雑徭!

2011年11月19日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_7190 祖(そ)、庸(よう)、調(ちょう)、雑徭(ぞうよう)....。高校生と話す機会があって、その高校生の教科書をパラパラと見ておりましたら、租庸調、雑徭...と。ああそういえば自分の頃も授業でやったな~と懐かしく。しかしながら、この考え方、昨今の情勢を鑑みるに、現代にも大いに当てはまる....と勝手に思っております。要するに税の取り方や労働の対価などについて....。細かなことは忘れましたが、租庸調、雑徭とは、税を、お金や米、特産物や布、労役のいずれかで納めるというものであった...と記憶しております。その前提となる律令体制とか、それを維持するための官僚制度とか....、難しいこと省略.....。要するに、税はお金“だけ”ではなく、様々な同等性があると思われる何かで納付可能であったこと。これ非常に重要だと思います。端的に、カネさえ払えばいいんだろ....。という傲慢さは消えていく(だろう)...と。その労働や特産物などを税金払ったことと同等とみなす....。日本の場合は奈良時代に行われていた制度ですが、その時代の方が想像力とか労働の尊さとか、特産物の製造過程での物語とか、何よりも人間とか....そういうものへのまなざしが豊かであったろうと...。むろん今は奈良時代ではなく、論旨に無理があり、荒唐無稽な話に聞こえるかもしれませんが、これまた昨今の情勢を鑑みるに....。本日も写真は本文とは全く関係ありません...。全く...、いや、少しは関係あるかも....。これ(サバの水揚げ)見ながら考えていたことですから.....。


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