銚子・角巳之・三代目

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自動安定化装置②

2022年08月15日 | 日記・エッセイ・コラム

自動安定化装置が機能していると感じれば、ある種の畏れを感じます。特に上手く行っている時、
暴走しそうな(している)時、何らかの歯止めが掛かります。これを感じないとすべて思い通り
と次々にやらかす...訳であります。天まで伸びる木になったような気分、これは危ないです...。

以上のこと、先日某所であるご住職に言われたことなのですが、これが心に刺さりまして...。
何も私の現在が絶好調で、何もかも上手く行っていると...そういうことでは全くないのですが、
50を過ぎたのだから少しは知恵を働かせろ...と、先祖や親しかった故人に言われているようで...。

禍福はあざなえる縄の如しなることわざもあります。そして以前掲載の六然訓(りくぜんくん)
の一節、得意澹然・失意泰然...。上手く行っている時はあっさりと、上手く行かない時は、
ゆったりと...。そうできないから困るのですが、ここに知恵の領域があるのだろうと思います。

100人が100人、同じ意見だったら気持ち悪いと思うのですが、組織が思考停止状態になる
と、その気持ち悪さを感じなくなるそうです。ただし見えないところで自動安定化装置は機能
している...。その先にあるのは...天罰と言うそうです。お盆の観音様にて自動安定化装置のことを...。