銚子・角巳之・三代目

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カレイ類...。

2019年02月25日 | 日記
イシガレイを見付けました...。蒲鉾屋の生まれで、魚に囲まれた生活を
していたと言いながら、上京して食品関係の会社に就職後は食肉担当...。
ほとんど素人同然で、14年前に近海小型底引き船の水揚げ&選別係をして
おりました...。素人ですから戦力にならず、せいぜい魚を入れる樽の運び屋
程度の仕事しかできなかったのですが、やはり習うより慣れろ...。数をこなして
いくうちに、何とか周囲にご迷惑をお掛けしない程度の選別が出来るようになり...。
カレイ類は種類が多く、当初は見分けるのに手間取った...。ヒラメとの区別も...。
よく言われる左ヒラメに右カレイ...。目の向きの特徴で見分けろ。とのこと
でしたが...。それこそ100枚、1,000枚単位で揚がっている魚を、これが
左でこれが右なんて見ている時間はなく...。ヒラメは口が大きく、歯も鋭い。
カレイの口は小さく、歯も小さい。最終的に、ヒラメの顔はごつくて、カレイは
可愛い...。こんな程度の、素人奮戦記でありました...あれから14年です...。
写真のイシガレイは、背中に石のような突起物があるのが特徴で、中華料理の
唐揚げ・甘酢あんかけ等に使われる魚。背中に突起物...という典型的な特徴が
あったので覚えやすく、何故か今でもイシガレイを見るとホッとする...。
この魚、鮮度劣化が早く、匂うし、美味しくない。という評価をされている方も
いたのですが...。これもすぐに解決しました。要するに鮮度の事...。イシガレイ
に限らず、すべての魚、鮮度は美味しさ。であります。匂う、美味しくないは、
鮮度劣化の証拠。巡り合わせの悪さで鮮度劣化した魚にあたってしまったようですが、
魚に罪はなく。以来、鮮度=スピードと心得、鮮度は美味しさであることを肝に
銘じております。