銚子は魚だけでなく、農産物の大産地でもあります。近隣市町村に目を向けると、肉あり、米あり...実に沢山の素材があります。銚子に限らず、各地を回ってみてもまた然り...。都市人口が全体の80%を超え、20%の地方は素材の宝庫であるものの、加速度的な高齢化により、従来の生産活動が維持できなくなりつつあり....。素材をそれ単品で捉えず、地域内の“あるもの”と“あるもの”をくっつけてみよう...。そして一緒に商品づくり、販売を行ってみよう....。ある意味、自然発生的に起こるべくして起こる現象か...と。まさしく協同、共生の発想。作る人だけでなく、売る人、食べる人も参加して、協力し合う...。という事で、写真は鹿児島の商品。地元名産のサツマイモと魚のコラボ。和ディップと名付けられながら、食べ方はクラッカーに付けてワインと一緒に...。この傾向は益々強くなるものと思います。思っただけか、実際に行動に移したかの違いは大差になるな~と。商品は、有楽町の鹿児島県物産店で販売しております。不思議な味ながら....、舌だけでなく、産地や故郷に想いを馳せ、頭や心で食べる商品でもあり、産地にいるものにとっては、どうだ!と言われている気がしております。