桜が咲き始めた頃、花粉症をバカにして、千鳥ヶ淵で桜が満開の頃、その場にいながらあまりの痛さで桜を愛でるなどという余裕がなく...。で、暴風雨が続き、桜が散ってしまった頃、あの痛さは何だったのか?と思うほど回復し、眦(まなじり)を決して桜を探すも、木々からまた来年ね....と。そんな1ケ月でありました...。何か人生訓にも似ております...。その間、ある農業・水産業団体の理事会に出席しており、その場でTPPに関する議題かなり出ておりました。この話題を持ち出すこと、私では力不足承知の上で、何回か掲載させて頂きます。TPPで必ず出てくる論議、安い輸入米が沢山入ってきたら、日本のコメは壊滅的だ...。まずこれから。識者の方々にお話を聞くと、TPPに因らずとも、国際間のルールは遵守せねばならず、早晩、関税は下がり、自由化に向かう事は必定...。そもそも700%超の関税で守れるはずだった日本のコメは20年前に比べ、1俵あたり約半額になってしまったではないか...。これは各種データから明らかであります。モノの値段は何で決まるかと言えば需要と供給のバランス。で、消費行動は常に自らにとって最適な賢い選択をするという前提...。そう、何度か掲載させて頂いております合成の誤謬であります。続きは次回に。