銚子・角巳之・三代目

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田んぼの生き物調査③

2010年10月08日 | 生物多様性

047 044農産物は、その地域の“水”と“空気”と“土”が作り上げるものであります。水産物も同じかもしれません...。動植物昆虫は環境に対する感受性が人間より遥かに強く、言葉も発しないことから、彼ら、彼女らは環境の変化に文句を言うことも出来ず、死に絶える...と言うことで人間に警鐘を鳴らす....。またその逆襲は全国各地、いや世界中から報告されております。で、生物多様性年....。日本でも条約を受けて、2008年に生物多様性基本法が施行され、法に基づく様々な施策が各地で進行しております。生物多様性国家戦略なる仰々しい文言もありますが、都道府県・市町村単位で単独あるいは地域と共同して生物多様性地域戦略を定めるよう規定されており、2010年現在6県・4市において、それらが策定されており、各自治体ともに策定に向けた手続きが進んでいるようです。基本法と言うのは調べてみると、ある分野における基本的な理念や骨格などを明らかにするために制定されるもので、その分野のうち特定の事項についての施策や手続きを定めた個別法の上位に位置するんだそうです。教育(教育基本法)とか重要な分野にのみ制定されるのが基本法。生物多様性基本法....。そんなに重要な位置づけなのか.....と。水路に入ると、昔は腕白小僧(失礼な言い方ですいません・敬愛の念を込めて)だったろうな~と思しき方々が、嬉々として自慢の仕掛けを投入....。獲物が入る入る.....。すっげぇ~.....。それを見た子供達の昔の腕白小僧を見る尊敬のまなざし.....。昔の腕白小僧の勝ち誇ったような、弾けんばかりの笑顔...。昨日はこんないがいカモチンもはいってだど....。(昨日はこんな大きなライギョもはいってたよ)ライギョも確か外来生物。獰猛で周囲の在来種を食い尽くす.....。でも、水路の仕掛けには、メダカ、タナゴ、カワエビにカエル....カニまで....。話題のジャンボタニシもかなり....。多様な生物がその地域で生き残っていられると言うことは、それらが生き残れる“水”と“空気”と“土”があるということであります。この用水路と、田んぼは千葉県が定めた千葉エコ農産物に果敢に挑戦してきた地域。ああ、みんな繋がっている....。続きは次回に。