風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

キーの話

2017-01-10 | 音楽




facebookに→こんな記事が。
バンドにおけるボーカルのことを書いてある。
まさしくその通りと膝を打った。
アマチュアバンドは原曲キーで完コピしがちだが、
それをやるなら原曲聴いている方がいい。
少なくとも自分たちよりうまい演奏が聴ける。
それでも自分たちで演奏したいという気持ちももちろんわかる。
ならば自分たちに合う演奏があると思うんだ。
アレンジできるならすればいいし、それも楽しい。
アレンジできないまでも、歌いやすいキーを選ぶことは
曲そのものの全体の響きは変わるけれど
それそのものがアレンジと解釈することだってできる。
プロだって自分の歌をセルフカバーする時に
わざとキー落としたりするじゃん。
(ユーミンが小野リサのギターのみをバックに
 「あの日に帰りたい」を歌ったりした時など)
それはそれで一つの歌の解釈。

特に三線を使ってバンド演奏する時は
三線ってのはオープンチューニングでキー変えられないから
(変える時には全ての弦をチューニングし直し)
どうしたってセットリスト全てキーを揃える必要がある。
そうなるとセットリストの中で、
ボーカル的に原曲キーが一番合わない曲のキーを変え、
他の曲もそれに合わせる必要がある。
確かにあまりキーを下げ過ぎると弦のテンションが下がり
楽器が全く違う響きを奏でることになってしまうが、
そこまでいかないまでも
低いテンションの弦の響きもまた渋くて良い。
その響きそのものがアレンジとも言えると思うんだ。

・・・と、
最近筋力の低下で歌えない曲が増えてきていることの
都合良い言い訳でもあるんだけど(笑)
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