4月11日(土)、北本自然観察公園にサクッと行ってきた。
主目的の植物のことは『きれぎれの風彩』の方でとりあげ中。
今回気になった生き物。まずはヒヨドリ。
『ヒヨドリ』は、頭がぼさぼさで、地味な感じがする。たぶん人気はなさそうに思う。
この日は何故か、ヒヨドリが遊歩道の近くにとまっているのを何度も見た。いつもはもっと離れているのに何故だろう、人恋しくなったのか(?)。でも近いと思ったのに、ズームで撮ってみたら少しボケていた。
普通に見られる野鳥だと思う。調べてみると、その昔(1970年頃)、関東ではヒヨドリは10月頃に来て、4月に渡り冬鳥だったのが、留鳥として一年中棲むようになったという。
日本では古から親しまれてきたのだろう。フジバカマの仲間に「ヒヨドリバナ(鵯花)」、「ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)」がある。ヒヨドリが鳴く頃に開花することから、この和名になったようだ。
また、ナスの仲間で「ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)」というのもある。ヒヨドリがこの実を好んで食べるということが由来のようだ。
そう思うと、その昔は人気があったのかもしれない。さらに調べてみると・・・
ヒヨドリは平安時代に愛玩されていたらしい。貴族が各家の鳥を持ち寄って、優劣を競う「鵯合(ひよどりあわせ)」が行われていた。そこでは飼育下のヒヨドリにはみな、飼い主から付けられた名前があったという。良い時代があったようだ。
♪メダカの学校のメダカたち 誰が生徒か先生か 誰が生徒か先生か・・・
ウシガエル(?)のオタマジャクシが先生のようだった。
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3月21日に埼玉県滑川町の「国営武蔵丘陵森林公園」、4月4日に埼玉県嵐山町の「都幾川桜堤」周辺、4月11日に上記の「北本自然観察公園」に行ってきた。
新型コロナウイルス感染症の埼玉県の発生状況をみると、4月29日18時現在「滑川町」「嵐山町」「北本市」は、いずれも感染症陽性者はゼロだ。ほっとする。