「、」はどこに？

昨日まで、西村京太郎の文庫を読んでいたのだが、途中で「何故こんなに読点（テン）が多いのだろうと」と気づいた…というか思った。例えば、十津川・亀井が、奈良の大仏に立ち寄った時の説明文章を抜き出すと、
『大仏の横には、大きな穴をくり抜いた、穴があって、その穴は、大仏の鼻の穴の大きさと、同じで、その穴を通り抜けると、幸運が訪れると書いてある。・・・』
どうなんでしょ？テン「、」多くない？１～３箇所は無くても大丈夫なんじゃないの～とね。

この文庫は2005年4月に双葉文庫から刊行されたもの。同じ西村さんの文庫でも他の会社だったら違うのかも知れないし、発行した年代とかによっても違うのかも知れない。この文庫は文字の大きさも大きいので、小説初心者にも読みやすく、分かりやすい（意味がとおり易い）ようにしているのかも…実際の所は分からないけどね。

んでも、テンのつけ方ってどうすれば良いのだろう？ルールって無いよね～とは思うけど。そこでカチャカチャしてみると、学習院の初等科（小学校）で教えている規則を紹介しているサイトがあった。これによると、
　１．受ける言葉がすぐ続くときはつけない。離れているときはつける。
　　　（例：ぼくは、おじさんの家に行った。）*受ける言葉は「行った」 
　２．２つの文からなる場合は間につける。
　　　（例：雨が降ったので、遠足は中止になった。） 
　３．読点が多すぎてくどい場合は、1.の読点は省いてよい。
　　　省ける読点が２つある場合は、受ける距離が近い方を省く。
　　　（例：きのう、ぼくはおじさんの家に行った。）

他のサイトでは、
　ａ．漢字が連続したりひらがなが連続したりして、読者・第三者が読み誤らないようにつける。
　ｂ．読み誤った結果、読者・第三者に、書いた意図が誤って伝わらないようにつける。
　ｃ．一文が長くなってしまった時、読者・第三者が読むうえで（視覚的に）息継ぎできるようにつける。
　ｄ．文章の見た目のバランスをよくするためにつける。

ということから「従って読点を上手に使っている文章は、書いた者が非常に理路整然と物事を考えて書いたから、というわけでなく、単に書いた者と読者との呼吸がたまたま合った、ということに過ぎません」という。

なるほどね～と思う。前述の西村さんの文章は、読み誤らないけど「たまたま」私との呼吸が合わなかった。という理解で良いわけだな。また、最初の法則的なことは、読み手にしてみるとそれほど関係ないことだけど、そうすることで、読点の使い方がうまく、歯切れがよい（リズムがある）文章になるのだろうな。

「書いた人の美的感覚が表われるのが読点の性質なのでしょう」とも書かれていたが、私が書いている日記など、私の感性のみで適当にテンをうっているので（美的感覚とは無縁？で）、他の方が読まれると・・・読みにくいのでしょうね。申し訳ないです。（でも改めることは難しいので、何卒ご容赦願ますだ。）

ところで、某サイトに『黒い目のきれいな女の子がいた』という文章は、８通りの内容に読めます。という課題があり、答えは書かれていなかった。考えたのだが…８通りも分からない？？？だから・・・しょうがないな～。

星と森の詩美術館

息子の宿題に「美術館や博物館に行ってこい！？」というものがあり、そういう場所へいかなければならないという。埼玉なので鉄道博物館に行く子が多いとも聞いた。息子は「実家に行ったついでに・・・」と考えたようで、帰省する前日、Ｗｅｂで探していたので、実家から近くかどうかの助言をしてあげた。
で、「ここでいいや！」となったのが『星と森の詩美術館』だった。

何年も前から、帰省する際に案内の看板は何度も見ているが、昔は無かったし、いつできたのか？どういう美術館なのか？さっぱり分からない。なので、ついでに私も観ようと思ったサ。天気予報はず～っと良くないので、１４日の昼に日がさした時に「今のうちに行ってこよう！」となった。私と嫁さんと息子で。実家から車で１０分～１５分くらいの所だった。


近くまで行っても建物らしきものは見えない。駐車場があり車を止めたが、他に１台。その代わり？彫刻はいくつかある。案内に沿って歩くが…建物が？数十メートル歩いてやっと見えた！ちっちゃ！？写真上は入口のサイン（フクロウとトンボ付き）、下は全景。手前の池は錦鯉の養殖もしており、覘くと紅白や金・銀等高そうな恋がウヨウヨいた。


で、この美術館は１２年前に、地元の工務店の企業メセナとして開館したという。ほ～！？あの工務店がねぇ～って感じ。

展示会としては、「二科会新潟　彫刻５人展」と「刀工　十一代会津兼定展」を展示していた。館内は撮影禁止なので、写真を載せることができないのが残念！
彫刻５人展は地元および新潟県内の方５人の彫刻を展示していた。良し悪しは解らないが、スゴイな～と思ったサ。会津兼定の刀は勉強になった。それほど刀のことを知らなかったので、様々な種類や造り込み、鍛え肌、刃紋、切先などの部位の違いに感心した。十一代目和泉守兼定は家職の最後を飾った良工で、この世界ではメジャーのようだ。新潟にも滞在したことがあるという。

駐車場、および駐車場から美術館への歩道、池の周りには所々彫刻が設置されていた。難しいのは分からないが、中には下の写真のように微笑ましいものもあった。
　

小さい美術館だが下のような喫茶コーナーもあった。といっても暑いので利用しなかった。周囲の自然を鑑賞するにしても・・・この美術館は春か秋に訪れる方が良いでしょう。


ところで、このような美術館で、息子の宿題には足りたのだろうか？後で聞いてみよう。私的にはプチ美術館にプチ満足だったけどね。

休暇の終わり

今日で休暇も終わりだ。今日も結局雨か～家でのんびりだな。
さて、昨日まで実家に行っていたので、そのことを書いておこう。

【実家からの帰り】
昨日は新潟の実家から午後７時頃に帰ってきた。当初は行きと同様深夜割引が効く時間に出ようと思ったけど、天気予報は雨で、夜中にどしゃ降りの雨の中の高速運転は嫌なので早めに出発することにした。渋滞するだろうな～との予想通り、断続的に渋滞！それでも通常が３時間とすると、プラス１時間の４時間程度で帰ってこれるので、大事ではないか！？ただ、関越トンネルの前後はまさにバケツをひっくり返したような雨に降られ、ほとんど前が見えなくなる状態に。雨による速度規制に関係なく皆減速していた。これが夜中だったらと思うと…良かった…かな。

【コミック】
何度か強い雨が降った。少しだけ青空、ほとんど曇り…という実家での２日半。海にもいけず、川で釣りもできず。唯一お出かけっぽいのは近くの美術館に行っただけ（これは別に書こう）。
で、多くの時間を読書…ではなく、実家にあるコミックを読むことに費やした。結界師（１巻～１９巻）は面白かったな。息子も読んでいたので、帰りの車中で空を見上げ「ムカデみたいな雲！」「ほんとだ～」なんて会話もできたさ。

【花火と宴会】
１５日は１００発に満たない町内の花火大会があった。毎年あるのだが、柏崎と同様で昨年はできなかったので２年振りだ。町内・隣町の商店や町内の方（個人）に依り成り立っている。誰それが結婚したとか、誰それが生まれたとか、米寿だとかで地元の方が花火を上げる（出資する）わけだ。４号から１０号（尺玉）まで様々。実家も商売をしていることもあり７号玉を上げた。プログラムのタイトルには、両親の（本当は昨年なんだけど昨年はなかったので今回）金婚式＆甥っ子の成人を祝う旨を簡略して記載されていた。

お盆だし、実家の店の２階からはその花火がよく見えるということもあり、近くに住むいとこ一家５人と埼玉に住む叔父さん（かなりご無沙汰だ）も実家に来た。実家を出て暮らしている兄の子供達も帰って来ている。我が家も娘以外３人いる。なんだかんだ１５人で花火を見ながら食べて飲んで・・・。
実家はお盆だからといって休みではない。お疲れの中で恐縮です。ご馳走様でした。

【花】
実家の周りにはいろんな花が咲いていたので撮ってみた。まぁ田舎なので花を植えるところはあるもんな～と思っていたら、国有地にも勝手に植えていた（野菜も・・・）。

　
（左）ちょっとハデで大柄だ　　　　　　　　　　（右）小さい花集合！茎が長かった

　
（左）３センチ位の赤くい丸？　　　　　　　　　（右）直径２～３センチ。黄色がキレイ

　
（左）これは埼玉でも見たころがある　　　　（右）これも見たことがあるかな？

　
（左）同じ葉なのに上の方は白く花のよう　　（右）ホオズキのような袋がいっぱい
他にもいろいろあったが、結局、名前が分からない。チャンチャン！

休暇のはじまり

今日から週末まで休暇をとった。
今日は、新盆（四十九日後の初めてのお盆）ということもあり、家族で義母の家に行ってきた。通常１時間位で着くのだが、今日は（お盆だけど）平日のせいか？いつもの週末より空いていた。帰りもスムーズだった。

夕方６時過ぎには自宅に帰った。で、緑に水をあげ、帰省の支度をし、日記を書いている。この後、軽く食事をし、シャワーを浴び、少し休んで午後１０時過ぎに出発する予定だ。この時間に出発するのはもちろん「ＥＴＣの深夜割引に合わせるため」である。午前０時過ぎに高速を降りれば４０％ＯＦＦだ。
会社でも、聞くと「割引に合わせて移動する」方がいる。そのうち割引時間渋滞がおこるかも？

ＧＷに帰省できなかったので、正月以来となる。娘は今年もバイトが忙しく、夫婦と息子で出かける。帰りは、土曜日の深夜着予定。まる３日間だが、特に何かをする予定もない。（「海に行く？」と息子に聞いたら「行かない」って言うし・・・。）天候もイマイチのようだし、ゆっくりしとこうかな。（日記はその間お休みです。）

ＧＩクライマックス

五輪100平で北島が世界記録で優勝した。大会２連覇！スゴイですね。やはり、日本人が活躍していくと、五輪も徐々に盛り上がってくるような感じがしますね。

さて、新日本のＧ１クライマックスも９日の初戦、昨日が第２戦と進み、１７日の決勝まで盛り上がっていくことでしょう。９日は中邑が永田に、天山が川田に、大谷が中西に、バーナードが小島に勝ったようです。天山が川田に勝ったことには「良かったね」と言ってあげたい・・・と思っていたら昨日は矢野に負けた。ある意味想定内の展開で…この辺りがイマイチだ。あと昨日は真壁が棚橋に勝ったが、棚橋の古傷は大丈夫なのだろうか？

今年のＧ１は、他団体からも第一人者が出場しており、そういう意味では誰が決勝に残るのかまったく分からないですね。個人的には特に推している者はいないので、決勝は棚橋VS中邑でも天山VS小島でも誰と誰でも見応えのある試合になるのではないでしょうかね。…と期待しています。

ストリートビュー

グーグルが最近？公開した「Googleマップ」の「ストリートビュー機能」は物議を醸すなど、エライことになっているようだ。といっても、私はこのサービスのことを知らず、隣に座っているＯくんに教えてもらった。某日の昼休み、Ｏくんが「このホテルに入ろうとしている男の方はkaedeさんじゃないですよね？」と…いうところから、何？何？って知ったわけだ。

試してみると、見たいところの前後左右がぐるっと見回せる。しかも、行きたい方に進んでくれる。新しい住まいを捜している方には、最寄りの駅からの通りに何があるのか分かるだろうし、住環境がどうなっているのかよく分かるので使い勝手がよいだろう。今までは、航空写真（上から）しかなかったので、その進歩は格段だ。

また、自分が生まれ育った所とか、住んでいた場所を見ると、懐かしさと変わりように感激もあるのでは。私はン十年前に一人暮らしをしていたアパートらしきを見つけた。住所が思い出せないのだが、建物や敷地の状況からしてたぶんそうだと思う。風呂無し共同トイレだった。まだ建ってたんだ………。

プライバシー保護の観点から、映っている人の顔については自動認識によりぼかし処理を行っているらしいが・・・例えば、前述のホテルに入ろうとしている方（もちろん私ではないが）、見ず知らずの他人には分からなくとも、知り合いの方であればそれが誰なのか分かるだろうな。

今のところ大都市近郊の街路に限られている。私の住んでいるところは・・・ギリギリ対象地域にはいっていない。ん～微妙だ。
新潟の実家など航空写真でもアップには対応していない。緑みどりミドリで何が何だか分からない。航空写真に関しては、地方で人口が少ないところほどキレイに見えた方が何かと役に立つのでは…と思いますだ。

お疲れ！？

何故だ？何でだ？夏バテ！？ダル～イ！昨日と今日、何やったっけ？いや、何もやってない…と思う。そんな中で書いとこうと思ったこと、それは「アワーズ」っていけるかも！以上。

北京：開幕式

五輪の開幕式をじっくり見たことがない。長い…からが主な理由。昨日も途中で帰宅し、所々見つつシャワーを浴びたりもしつつ。ただ、聖火を灯すところだけは生で見たかったので、軽く飲んだこととお疲れによるものすごい眠さと格闘しながら、まだかまだかと…本当にまだかまだかと見ていた。やっと、聖火が最後のランナーに渡され、上空に舞い上がり、壁面を走る。ここは本当に飛んで走る感じが良かった（流石、元体操選手だな～）。そして聖火に灯された。あれっ！？普通だ。その後すぐ寝た。

所々見た入場行進で感じたこと。①並んで歩け！とまでは言わないが、カメラを持つのも容認できるが、携帯で話しながら歩いている姿は、あまりにも個人を優先しているようで嫌だった。②聞き間違いでなければ、台湾の紹介は「台北」だった。国と認めていないから？政治的な事はもういいよ！と、平和慣れしたオヤジは思うのであった。

今年の流れ星は？

生命保険が実施した「今年の夏休みの過ごし方に関するアンケート調査」によると、最も多かったのは「自宅でゆっくり」で、全体の７３．５％で堂々のトップ。しかも、前年比で１３．３ポイントの大幅増だ。ガソリンの高騰を理由に（本当は他にも理由があるのだろうけど）旅行等を控えるようだ。まぁ、中にはhiiragiさんのように南の島へ行く方もいるんだけどね（うらやましい…）。

我が家では（今年も）新潟の実家に行く予定になった。車で３時間だし、実家は商売をしているので、大方は家族でいるのと変わらない。なので、帰省といっても「自宅でゆっくり」に近いかな。
昨年は、8月13日の夜帰省しペルセウス座流星群を見ることができ、ちょっと感動した。今年も同じ時期に流星群は出現する。12日がピークのようだが、残念ながらその日には帰省できない。13日か14日になるだろう。今年もまた見ることができるかどうか…！？

稼ぐねー

6月25日から8月21日まで、全国津々浦々18ヶ所30公演だもんな～。それが日本のアーチストじゃなくて韓国のスター様だってんだからな～。自国に帰る間もないよな～。よく働くよな～。それだけ稼げるんだろうな～。それもこれも熱心なファンのおかげだよな～。私の身近にもいるけどさ（嫁さんとも言う）。

イイんだけど、おかげで「夕飯は各自でとりなさい」みたいな状態だってことは、あまり他人には言えないな～。イイんだけどね。たまにはこういうこともね。若さとか元気とか…とかいろんな意味で。そう、イイと思ってるんですよ…。

《追記》　今日、初めて聞いた・・・。ツアーなのでやはり最後（ファイナル＝日本武道館３日間）はファンの間では是非とも観たい公演のようだが、けっこう倍率は高いようだ。「ツアーで何回か公演を観たとしても、ファイナル１回には負けるわよね～」と、昨日の公演の時に近くに居た方と話していた時に言われたそうだ。さらに続けて「いいわね～ファイナルに行けて！」と言われたらしい！ン？ファイナル行くの？「そう！」じゃ、なんで昨日も行ったの？…明確な答えはない。・・・イイんだけどね。