落葉の上に粒々の固まりがあった。よく見ると固まりは宙に浮いているように見える。
クモの子達だった。クモの巣の中心にたくさん集まって固まっている。カメラを近づけても動かない。
息をフッと吹きかけると、一瞬で固まりがなくなり四方八方に子グモが拡がる・・・そしてピタッと止まる。
もう一度フッとすると、また全員が動き、拡がり、ピタッと止まる。だるまさんが転んだか。
とはいえ、限られたクモの巣の中なので、元の方は渋滞だ。
一通りクモの子を散らしてみてから、「あっ撮り忘れた」と悔み。しばらく他を見て回った後に再び戻ると元のように固まりになっていた。再びフッと。これは飽きない。画は2度目の散らし。
(6月1日、北本自然観察公園にて)
卵のうから出てきた子グモが、しばらくは卵のうの周辺で固まって過ごす習性が見られるものが多く、クモの「まどい」という。この時期にちょっかいをかけると大量の子グモが四方八方へ散っていくため、大勢があちこちへ逃げ惑う様を例えて「蜘蛛の子を散らす」という比喩表現をする。(Wikipedia抜粋)
機会があれば是非ごらんください。
それから、嫌だったこととか、ちょっと後悔したこととか、覚えているんですよね~。
これが、いわゆる、蜘蛛の子を散らす、の語源なんですね。
幼稚園から小学校低学年の頃の記憶なんて、ほとんど何も残っていないのに、こういう記憶は鮮明に残っているんですよね。
あの頃は身の回りに自然がたくさん残っていて、虫を相手に遊んでいたように思います。
畑で良かったですね。家の中とかだったら(無いかな)大変そう。
ちびっ子は意味もわからず残酷なことをする生き物なんですよね~。
いま思えば、ひどいことをしていた、と思いますけど。