シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

小川町:武蔵鶴、槻川/道の駅

2022-08-05 | お出かけ

7月23日(土)小川町七夕まつり(前回とりあげた)ですが、早く着いたため竹飾りの準備中で手持無沙汰になり、駅に近い酒蔵に行ってみました。

小川町は、外秩父の山に囲まれた小川盆地特有の冬の寒さと、清らかな水で日本酒造りに適した土地柄。人口約3万人の町に、今も3軒の酒蔵がある。

『武蔵鶴酒造』は、機械に頼らない、人の手の温もりと、感覚を大切にした酒造りを、心がけている酒蔵。(公式Webサイト参照)
道路沿いに白壁の蔵があり、建物の向こうには歴史のありそうな煙突が見える・・・気になる。

直売もする趣きのある店先で、しばし逡巡するが、意を決してドアを開ける。

中にいた女性に「道路から煙突が見えたのですが、近くで見ることはできますか?」とお願いしてみる。少し待たされ、奥から年配の男性が来られた。「良いですよ~、こちらからどうぞ」と、煙突の全景が見えるところまで案内してもらった。

風格のあるレンガの煙突。カメラのズームで上部を見ると、装飾も施されている。

良いモノを見せていただき、感謝。また機会があれば、その時は酒蔵見学をしたいものだ。


昨年8月に訪れた『コワーキングロビーNESTo』にも行ってみた。隣地の駐車場から眺める。変わらないな~、なんて約100年前から変わらない建物に・・・。

 

キレイな川が好きなので、槻川(つきかわ)が見れないものかと、街中を適当に川に向かって進む。すると、民地の間に川へ下りられる階段があった。上流側を80mmほどのズームで。


七夕まつりを見た後は『栃本親水公園』の駐車場に戻るため、先ほども見えた橋を渡る。その橋の上から堰側を眺める。
浅瀬や飛び石、遊歩道などが整備され、水はキレイ。良いところだな~ここを眺められる所に住みたいものだ。

子供連れの家族、釣り人、散歩人などが楽しんでいた。幼い子を見るのは和む。

栃本堰の歴史は古く、300年以上も前の絵図に描かれてるようだ。この長年地域の発展を支えてきた堰を中心に、親水公園として整備したことも素晴らしい。開園は2013(平成25)年と、まだ比較的新しい。

 

栃本親水公園を出発して、車で10分とかからない所にある『道の駅 おがわまち』へ行く。

地元の有機野菜や特産品の販売や、地紛製麺の食事処の他、『埼玉伝統工芸会館』が併設されていて、伝統的手工芸品の販売や紙すき体験ができる。

小川町と東秩父村に伝わる手すき和紙「細川紙」の技術は、共に国の重要無形文化財である石州半紙(島根県)と本美濃神(岐阜県)と共に、2014(平成26)年11月にユネスコ無形文化遺産登録された。

焼きおにぎり弁当を木陰でいただき、汗だらけになった全部を着替えて、13:00頃に帰路についた。

 

コメント (4)
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