シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

真岡駅のSL

2014-02-08 | お出かけ

(滅多にない大雪に関東はアタフタだ。夜になっても降っている。明日はどんな景色になっていることやら・・・。)

前回の続きになるが、宇都宮市の後は路線バスで真岡市に行った。<12月3日のこと>
そして用事を終え、真岡駅に着く。やけにキレイな駅舎だ。時刻表を見ると次の発車時刻まで35分ある・・・(1時間に1~2本しかない)。

駅舎から出て何かあるかな~と見回す。駅前はやけに広い。駅舎を背にして右側の方に車両と駅舎に似た建物があった。SLキューロク館の文字。何だろう?


入口から入ると、古く懐かしいような客車が置かれていた。その先には・・・・・SL!入口とは反対側を向いている。
SLの先に行き振り向いて正面顔。武骨だ。


客車にしてもSLにしても、とても大きく感じる。普段、駅のホームから車輛を見る場合が、車輪の上の部分になるからだろう。そういえば、SLを間近で見るのは初めてかな!?


週末はこのSLが運行するようだ。キレイに整備されているな~。それにエレクトロニクスを感じさせない(何と言うか・・・)手仕事!の雰囲気。


運転席もたくさんのスイッチやメーターがあるわけではなく、いたってアナログ的。それに閉ざされているわけではないので、過酷な仕事場だ。



案内板によると、このSL(9600形49671号機)は1920年(大正9年)生まれで、北海道で活躍していたようだ。1976年(昭和51年)に廃車された後、真岡の井頭公園で静態保存。2013年(平成25年)3月にSLキューロク館に移送され、4月から圧縮空気を動力源として走行させているようだ。
エッ?圧縮空気で!何だか分からないけど石炭を焚いているわけではないのね。そりゃ~そうか。


古い客車も見学。こちらは1954年(昭和29年)生まれで、急行ニセコの客車として活躍。1987年(昭和62年)に廃車になったようだ。


車内に入ってみる。対面のシート、上げ下げ窓、扇風機、網棚。


窓の下の小さなテーブルと灰皿・・・・・。(画はボケている)

この車両はとても懐かしく感じた。10代後半~20代前半、上京・帰省の際に急行「佐渡」を利用していたが、その時の車内はこんな感じ、というかそっくりだ。ちょっとシミジミ。



駅舎に戻ってきょろきょろ。すると昔の駅の模型があった。瓦に横板張り、電話ボックス、構造は全て木かな。もちろん当時の駅を知るわけではないけど、これはエライものだと思う。

 

さて(当駅始発ということなので)、そろそろ乗って待とうと思い、自販機で切符を買い、改札に・・・人はいない(バスのように車内で精算が基本のようだ)、ホームに出ると。ちょっとハデな一両の客車が止まっていた。

午後3時半過ぎ、5人だけを乗せて発車した。

 

コメント
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