私の実家は新潟の小さな集落で、小さなそば屋を営んでいる。
地域の人口は減少し続けており、観光地でもないため、お客さんも年々減少して…まったくもう…ブツブツ…それはおいといて。
こういう商売をしているので、飲み物を仕入れている。ジュース類はいろいろ、ビールはキリン（近年はアサヒも？）。お酒は「越の誉」がメイン。これは私が小さい時から変わらない。店の看板も「越の誉」の文字入り。
「越の誉」の本醸造にはお世話になった。味？味は…人それぞれなので…。
「越の誉」は文化11年(1814)創業。かなり歴史がある。昭和9年全国酒類品評会で連続3回の入賞を果たし、全国最高名誉賞の表彰を受けた。また、昭和47年には日中国交正常化調印の際、北京で催された晩餐会乾盃の酒として使用されたらしい。近年は埼玉の酒屋でも見かけるようになった。
先月のいつだったか、テレビで「新潟県中越沖地震で、大きな被害を受けた酒造会社を取り上げていた」と嫁さんから聞いた。さらに、その酒造会社が清酒「越の誉」を造っている「原酒造株式会社」と聞き驚いた。
潰れた貯蔵庫の解体作業と「お酒の救出」が続いている。
今月から大吟醸の出荷が一部始まった。
9月からは例年どおりお酒の仕込を開始するという。ガンバレ柏崎！
