シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

七七日の法要

2007-08-26 | 家族・帰省・イベント

情けない話であるが、私は法要というものをよく知らなかった。そこで、ネットで検索し幾つかかいつまんで読んでみた・・・。

仏教では、輪廻転生を説いている。亡くなられた方は中有(中陰)という期間を過ごし、○○として新たな誕生をする。○○とは6つの死後の世界の何れか。どこに生まれ変わるか?は、中有(中陰)又は生前の行いをもとに7人の裁判官が順番に、7日毎に決める。
その日を初七日、二七日、三七日、四七日、五七日、六七日、七七日(ななのか)といい、七七日は(7日×7週で)四十九日ともいう。
6つの死後の世界は、良い世界から順に「天界」「人間界」「修羅界」「畜生界」「餓鬼界」「地獄界」だ。どこに行くかの最終判決が七七日に行われるので、七七日は最も重要な“七日”だ。そこで、四十九の法要を行う。

なるべく良い世界に行ってもらうために、(故人の生前の行いは変えようも無い。なので、)遺族ができる事=追善供養が重要である。
追善供養と言うと、お坊さんにお経を上げていただくこと=お布施も大切なことだが、一番大切なのは、布施行を行うことだそうだ。
布施行とは自分の持っているものを他人に施すことで、施しはお金でなくてはならないというわけでもない。電車で席を譲ってあげたり、困っている人の手ほどきをするそう言ったことも含め、亡き人の為に良い行いをする事が布施行となる…ということだ。

今日は義父の四十九の法要に行ってきた。義父は、例え、追善供養がなくとも良い世界に行ける方なので心配は無い。というか、もう、良い世界に行かれたはずだ。(例え、私の布施行が足らなくとも…すみません)。

ところで、よく分からないのが、「百カ日法要」と「一周忌法要」と「三回忌法要」。悪いところに落とされた死者に、改心のチャンスを与えるという意味で、裁判官を3人追加し、それぞれの日に再審をおこなうそうだ。でも、どの世界に行かれたのか分からないし、仮に良い世界に行っているのであれば、その法要はしなくてもよいのだろうか?・・・分からない事はまだまだある。このあたりの事は後日にしよう。

コメント (2)
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