14日は午前中に、友人Kと一緒に友人宅のM家とO家に行った。
Mは高校の同級生で、結婚して実家を離れ、隣町に居を構えた。Oは中学の同級生で、やはり結婚して同地に住んでいる。
Mの奥さん(中学の同級生)は、(以前日記にも書いたが)今年の3月に亡くなった。新盆である。仏前でお参りしたあと墓参りにもいくことにした。M家から歩いてもすぐの高台にある。以前お寺があったところを墓地にしており、移設したそのお寺の檀家でなくとも大丈夫だという。
行ってビックリ。M家のお墓の数メートル先にはO家のお墓もあり、その隣は、元実家の近くに住んでいた同級の友人N家のお墓だった。何だか、少し羨ましく思えた。
M家のあとO家に行った。Oの奥さんが亡くなって3年が経つ。子供は小学生が2人と中坊が1人の計3人。まだまだ手がかかる。全員男のせいか、家の中が賑やかだ。
(誰も住んでいない実家の家をどうしたものか?と言っていた。
壊すには数百万円かかる。更地にしたところで土地が売れるような田舎ではない。
でも、放っておいて雪で徐々に潰れていくのは近所にも迷惑だ。「壊すために貯金
しなきゃいけないのか?」と、失笑まじりの悲しい話だ。なんとかならないものだろうか。)
私の実家の方では、お盆は仏前とお墓参りをするが、嫁さんの実家では、お墓参りはしない。7月15日をお盆とする地域もあるようだ。様々なお盆。
それにしても、今は「夏季休暇」だが、昔は「お盆休み」と言っていた。田舎から上京して仕事をする方達が、一斉に帰省していた。民族大移動とも。当時はお盆に帰省すると人が集まった。今は仕事上分散して休みをとることもあるが、人が亡くなったり都市部に移ったりで、田舎に帰る用が無くなっているケースが多い。あえて、お盆に休まなくても良いわけだ。
実家の近所の同級生の家はほとんど無くなった。かなり寂しい。