因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

因幡屋の11月は

2012-10-31 | お知らせ

 本日10月31日夜からの予定。
モズ企画 韓国新人劇作家シリーズ第一弾 アリスフェスティバル2012参加
 ジョン・ソジョン『秋雨』、オ・セヒョク『パパのパパごっこ』、イ・ナニョン『一級品人間』の3作品の同時上演。『一級品人間』の演出は、劇団印象の鈴木アツト(1,2,3,4 5,6,7,8,9,10,11,12,13)。
二兎社第37回公演『こんばんは、父さん』
 題名を聞くと、2001年春に初演された『こんにちは、母さん』をすぐに思い起こす。最終場で母親の加藤治子とひとり息子の平田満の対話にはずいぶん泣いたな。最新作の父親役は平幹二朗!この方が舞台で日常的な台詞を言うのを聞いたことがないのである。少しこわごわ。
オクムラ宅『新美南吉の日記』(1,2
 久しぶりのオクムラ宅公演の会場は世田谷区下馬の「土間の家」。はじめての場所で夜道を歩くのは心配だ。やはりバスを使いましょう。
ハイリンドvol.13『エキスポ』(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12) 
 加藤健一事務所公演でみた演目だ。文学座の高橋正徳が文化庁在外派遣先のイタリアから帰国後初の演出となるのも楽しみ。
メリーさんの羊を上演する会 『メリーさんの羊』
 昭和の名優中村伸郎から駅長役を受け継いだ後輩の三谷昇が、自身が80歳になったのを機に本作の上演に区切りをつけるとのこと。自分自身も別役実作品のなかでいちばん好きな舞台である。3日夜のスペシャルイベント「中村伸郎とメリーさんの羊」に行く。
*架空の劇団×渡辺源四郎商店合同公演『震災タクシー』
 9月に青森で幕を開け、愛知、岩手、東京、福島で上演される。まさに走り続けるタクシーのごとく。
トム・プロジェクトプロデュース 『欺瞞と戯言』
 このところぶっとばす勢いの中津留章仁の作・演出。
*新国立劇場 『るつぼ』
 十数年前に劇団民藝の公演やウィノナ・ライダー主演の映画などもみたが、今回は水谷八也の新訳で、上演時間は3時間45分とのこと!ほとんど一日仕事だな。
シンクロ少女ギャラリー公演 『オーラルメソッド2』(1,2,3,4)、
 東中野レンタルスペースで短編2本立てを上演。
*ワーサルシアター企画公演 みきかせプロジェクト「大吟醸マテリアル」
*こまつ座&ホリプロ公演 『日の浦姫物語』
 1978年に文学座で杉村春子によって初演された作品が、井上ひさし生誕77フェスティバル第七弾として大竹しのぶと藤原竜也の共演で蘇る。

 これでようやく月のなかばである。ちょっと多過ぎないか。
  しかし減らせない。

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