因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

板橋ビューネ2016 楽園王『授業』

2016-09-08 | 舞台
*ウジューヌ・イヨネスコ作 長堀博士演出 劇団サイトはこちら サブテレニアン 10日で終了 板橋ビューネ2016参加作品 楽園王は今年創立25周年を迎えた。自分は6月に『楽屋』で楽園王デヴューしたばかりの、実に遅れてきた観客である。当日リーフレット掲載の長堀の挨拶文によれば、楽園王の『授業』の上演は2004年にはじまり、富山県利賀村で毎年夏に行われている利賀演出家コンクールにおいて、優秀演出家賞を . . . 本文を読む
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文学座9月アトリエの会 『弁明』

2016-09-08 | 舞台
*アレクシ・ケイ・キャンベル作 広田敦郎翻訳 上村聡史演出 公式サイトはこちら 文学座アトリエ 21日まで 演技スペースを客席が馬蹄形に囲むかたち。主人公クリスティン(山本道子)の家のリビング、キッチンが舞台である。キッチン部分は流しやオーブン、たくさんのグラスがぶら下がった食器棚などもリアルに作り込んであるが、壁は素通し、屋根も骨だけで、抽象的というより、劇作家によって書かれた物語を演出家が舞台 . . . 本文を読む
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