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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

万人の良識を信じないリベラルによる不正を許してはならない!

2020年12月28日 | アメリカ

アメリカの民主主義の危機はアメリカにとどまらず、世界の危機なのである。不正選挙がまかり通るようになれば、世界の手本であった民主主義国家で、民意を吸い上げることなどできなくなるからだ。時間が迫っているから仕方がない。それよりもアメリカの団結が優先されるというのは、まさしく詭弁でしかない▼トランプを悪者にしているリベラルの勢力は、トランプ以上に問題なのである。彼らが不正選挙に手を染めたのは、自分たちこそが正しいという確信を抱いでいるからである。多数決で物事を進めるよりは、無理をしても一致を目指そうとしているのだ。神ならぬ身の人間が、自らを神に仕立て上げているのである▼一部のエリートや専門家に委ねてしまうのが民主主義ではない。田中美知太郎は民主主義を次のように定義している。「われわれは誰でも政治について語ることができ、誰でも政治にあずかることができるというのが、民主政治のたてまえなのである。政治は専門知識のことではなくて、良識があればできることであり、しかもその良識は万人に分け与えられているというのが、民主主義の哲学みたいなものであろう」(『直言、そして考察―今日の政治的関心』)と書いたのである▼リベラルを自称し、自己を絶対化する者たちに引きずり回されるのは民主主義ではなく、ナチスやスターリンが行った全体主義と大差がないのである。

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