アメリカのリベラルは、トランプを大統領から引きずりおろすためには、手段を選ばなかった。今回の大統領選挙で大規模な不正を行われたとみる共和党支持者は約9割ともいわれている▼フランシス・フクヤマはそうしたリベラルの暴挙を容認する。ウォール・ストリート・ジャーナルの12月16日付のネット版に「2021年からの民主主義に期待」という一文を投稿し、バイデンを擁護して「トランプ政権時代に惹き起こされたダメージの一部の修復に直ちに着手するだろう。それは、米国が民主主義のリーダーであることを改めて訴えることで最も迅速に実現するだろう」と書いている▼フクヤマの立場は『歴史の終わり』を1992年に出版したときから一貫している。ソビエトとの冷戦にアメリカが勝利したのは、普遍的な民主主義的価値が勝ったとの見方を示した。グローバリストのフクヤマは、今回はメインストリーム・メディアの弁護を買って出て、CNNなどを「米国民の敵」と述べたトランプを徹底的に批判している▼リベラルが中共を利していることには一言も触れず、トランプが憎いだけなのである。「民主主義」を口にするくせに、それを根本から否定する不正選挙を肯定しているのだ。『歴史の終わり』において「戦争やクーデターは起きなくなる」と断言して失笑を買ったフクヤマは、今やメインストリーム・メディアの走狗でしかないのである。
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