ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和57年の長崎大水害-その日の兵教大附属中1期生キャンプ

2019年07月25日 04時57分57秒 | Weblog
 昭和57年7月の末、夏休みに入ったばかりの頃ですが、長崎市が大雨に見舞われ、長崎大水害とよばれる大きな災害がありました。有名な石造りの眼鏡橋も流されたと記憶しています。
 よく憶えているのは、その日、兵庫教育大学附属中学校の1年生が敷地の未整備の場所でキャンプをし、夜半に雨がやってくるというので緊急に校舎に避難したという思い出があるからです。
 写真は、テントを張っているところですが、この場所はまだ赤土が剥き出しの未整備地で、やがて、武道場やテニス場が造られた場所です。1期生の75名しかいなかったまさに草創期です。早く荷物をまとめて校舎に避難するようにと各テントに告げて回ると、男子はすぐに避難しましたが、女子の動きが遅いので回ってみると、これはあんたのカップ、いやこれはだれそれのタオル、などと、テントの中で片付けの真最中でした。女の子らしいといえばそうなのですが、大雨などどこの話とばかりに持ち物を整理していた光景に感心してしまいました。そんなことを今もよく憶えています。
 
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