ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和18年8月-マッチの配給も隣保を通して

2016年11月10日 05時06分03秒 | Weblog
 昭和18年(1943)の8月の「社町常会」で配給係からの提出事項の中に、「マッチの配給について」の項目が記されています。
 マッチは生活必需品ですが、そのマッチも隣保を通じての配給になること、そして、役場や事務所、事業所など業務上必要なマッチもその理由を申し出て購入券を受けるようになるということです。
 今、わが家でマッチを使うのは仏壇のロウソクに火をつける時と墓参りの時ぐらいですが、戦争が長期化し、戦局もきびしさを増す中、物資不足は相当厳しくなっていたことがわかります。


5.マッチの配給について
 此の度からマッチも隣保を通じ配給することになりました。公衙や学校、社寺教会、病院、会社、銀行其他業務上マッチを必要とする時は其の理由を申出町長よりマッチ特別購入券を受けることになってゐます。

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