ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和18年-燈火管制の強化

2016年11月09日 04時57分05秒 | Weblog
 昭和18年(1943)、社町防空本部から各区長、警防団幹部宛に「準備管制強化」に関する通知が出されています。県の告示によるもので、準備管制で消灯すべき燈火が加えられ、その結果、社町内(旧社町、現在の加東市立社小学校区域)で残す屋外燈が具体的に示されています。空襲に対する防空体制が次第に強化されていったことが分かります。

 社防第 号
   昭和十八年二月十三日
                社 町 防 空 本 部
区   長 殿
警防団幹部 殿

  準備管制強化ニ関スル件

二月三日県告示ニヨリ左記ノ通リ強化セラレタルニ付一般ニ徹底方取計ラレ度

      記

 消灯スベキ燈火 広告ノ看板、装飾燈類、特別屋外燈、門軒燈類ヲ加フ 

(註)右ニ依リ本町内ニ於テ残置スベキ屋外灯ハ左ノモノトス
社区 郡公会堂前、依藤金作宅北側、臼井鉄店前、社警察署前、社郵便局前、龍美食堂前、宮崎重太郎氏横、八坂神社前  八ヶ所

上中 警防団器具倉庫前、一ヶ所  貝原 吉田年吉氏前 一ヶ所

右以外ノ神社(堂宇)等ノ燈火ハ特ニ留意消灯ノコト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする