ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

東実の道標

2007年03月12日 05時30分54秒 | Weblog
 車を走らせていると、道路脇に立っている石柱や石灯籠、石鳥居などが目に飛びこんでくることが多い。今日も加東市東実の村の中の道をゆっくりと走っていると、曲がり角に小さな道標を見つけました。さっそく車を止めて、写真を撮り、刻まれている文字を読みました。
 「すぐ 三木 明石」「すぐ 小田 東条」「すぐ やしろ」「すぐ □□」と四面に地名が刻まれています。この村の中の四つ角がかつて各地を結ぶ道の交わる地点であったことを示しています。
 建立年は文久3年(1863)と読めるのですが、はっきりしません。もしそうなら、約140年前のもので古い道標です。幕末、薩英戦争が起きた年であり、アメリカでは南北戦争、リンカーンが奴隷解放宣言をした年ということになります。
 
コメント
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