ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

出水・福吉の道標

2007年03月02日 06時35分09秒 | Weblog
 東西南北

加東市の出水から福吉へ通じる旧道を行くと、東西南北に道が交わる角に一本の道標が立っていました(写真)。
 明治29年8月(1896)建立とありますので、日清戦争直後、今から約110年前に建てられたことがわかります。
 四面に地名が刻まれています。
「すく 野村 北条」
「すく 社  清水」
「すく 小田 大坂」
「すく 大門 高砂」
「すく」は「まっすぐ」の意味で方向を示しているのですが、東西南北それぞれ目標となる地名が刻まれています。当時はこの角が主要道の重要な分岐点だったのでしょう。
  
コメント
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