ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

依藤野の道標

2007年03月04日 06時12分17秒 | Weblog
 
 社から嬉野を通り、東条へ通じる県道を走っていると、依藤野の大きな坂にさしかかるカーブに一本の道標が立っています。
 林の中の少し高い位置に、しかも大きな字が刻んである石柱なのでよく目立ちます。
 「右 神谷山」「左 大さか」。「神谷山」は「こうだにさん」と読みます。
神谷は神谷山禅瀧寺の門前の村でした。明治6年に国依(くにより)と協議の上合併して「栄枝」と村の名を定めた、と聞いています。
 この社から嬉野を通り、東条へ通じる道は、大阪道とよばれた街道で、依藤野で神谷への分かれ道に道標が建てられたのでしょう。
 
コメント
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