ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

依藤野の道標3

2007年03月07日 06時28分12秒 | Weblog
 加東市の嬉野台地を東西に走る県道が、兵庫教育大学や嬉野台生涯教育センターへ入る道路と分かれる地点に道標が立っています。
 ここには依藤野開墾記念碑も建っているのですが、道路からは樹木の陰になりよく見えません。道標はお地蔵さんの隣りに立っています。
 「右 やしろ ほつけ山」「左 大深山 小田」と刻まれています。建立年などはよく読みとれませんでしたが、法華山は加西市一乗寺、大深山は加東市松沢の東福寺で、往来する人々の目印だったことが分かります。今では大学や生涯教育センターへ向かう人がこの分かれ道を通っていきます。お地蔵さまと道標が静かに往来の安全を見守っているようです。
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